岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

一生懸命頑張って練習するより楽しく、気持ち良く体を動かす方が上手くなる

最近は体操の白井健三選手の『後方伸身宙返り4回捻り』や『伸身ユルチェンコ3回捻り』の新技が話題になっています。 練習している映像を目にすることがたくさんありますが、小さな頃から楽しそうに技を練習しています。

技術の向上に関しては型にきちんとはめて教えるというやり方というのもありますが、個人的にはやはり楽しさ、気持ち良さがあってこそ技術も伸びるのではないかと思います。

子供だけでなく大人もそうですが、『ここをああして、こうして・・・』という指導だと上手くいかないことの方が多くあります。 そもそも1人1人身長、体重、手脚の長さ、筋力、体力、柔軟性など様々な部分に違いがありますから、誰かと同じにすること自体に無理があります。 トレーニングには『個別性の原則』がありますが、これを無視することはできないでしょう。

しかし、『筋肉や骨・関節』、『カラダの使い方』という根本的な部分は共通ですから、そういった部分を見直してみることは大切だと思います。

ゴルフ愛好家のトレーニングを指導しますが、カラダにゆがみがあったり、バランスが崩れていると、なかなか思うようなスイングできないようですが、きちんと捻れるカラダにすると気持ち良くクラブを振ることができます。 技術向上のための効果的なトレーニングは『練習』ですから、クラブを気持ち良く振れる、打つことが楽しくなれば練習も自然とたくさんするようになり、技術も自然と向上し、クラブを振る体力、筋力の向上も期待できます。

細かい技術やテクニックはもちろん大切ですが、なかなか上手くいかない、上手くならないという時は1度原点に戻って相手に『楽しさ』、『気持ち良さ』を感じさせることも必要なのではないでしょうか。