岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

2013-01-01から1年間の記事一覧

#51 身体調整のテクニックを学んできました⑤

昨日は定例勉強会のため大阪へ。 今回のテーマは『身体調整』 猫背や反り腰といった姿勢の崩れだけでなく、肩こり、腰や膝の痛みを改善する上でもバランスの取れたカラダを作ることは大切です。 そのためにストレッチやモビリゼーションといったテクニックを…

バランスボールに乗っても体幹が強くなったり整うようなことはない

バランスボールの上に乗ってグラグラするのを我慢すると体幹が強くなると勘違いしている人は多いですがグラグラするのを我慢してバランスを取れるようになると体幹が強くなったような気がしますが、実際には体幹の固めるのが上手くなっただけで筋力が伸びた…

お腹を凹ませることが体幹トレーニングではない

体幹が弱いと思っている人が体幹を強化するために始めるエクササイズの代表的なものが“ドローイン”です。 お腹を凹ませて歩いたりする人もいますが、ドローインはお腹を凹ませることが上手くなりますが、腹筋を強化することはできません。 腹筋を強化したい…

じっとしていることが体幹トレーニングではない

体幹を鍛えることは大切なことですが、一般的に行われている体幹トレーニングは目的と方法が合っていないものが多いです。 体幹に必要な筋力は、『背骨の自然なS字カーブを維持する』こと、つまり“姿勢がブレないこと”です。 しかし、一般的に行われているの…

いくら体幹を鍛えてもパフォーマンスはアップしない

最近は体幹という言葉も一般的に知られるほど有名になってきました。 テレビや本などでもアスリートがやっているようなものが紹介されたりしてますので体幹トレーニングの重要性を感じている人は多いと思います。 実際に検索してみても野球のため、ゴルフの…

腹筋も回数をやるのが効果的とは限らない

腹筋を鍛えるために腹筋を使うエクササイズを20回、30回頑張ってやっている人をよく見かけます。 人間のカラダの筋線維組成は部分によって違いはないそうです。 腹筋も白筋(速筋)と赤筋(遅筋)の割合は半々です。 そうなると腹筋を鍛える、つけたいのであれば…

スロートレーニングはただゆっくり動かすだけでは筋肉は付かない

姿勢作り、気になる部分の引き締めでもトレーニングをきちんと行うことは重要です。 その中でも特に効果が出るか出ないかを決めるのが“負荷設定”です。 筋肉を付けるためには高負荷をかける必要がありますが、重い重量でずっとやり続けることはカラダのこと…

脇を締めたり膝を内側に絞るようなことを考えてスイングするから良い結果にならない

ゴルフ愛好家で教えることが好きな人はどこにでもいるものですが、教えることで逆にスイングの感覚が悪くなってしまったということがよくあります。 ゴルフは微妙な感覚の狂いが大きく影響してきます。 インパクトで少しズレるだけで数十メートル先でのズレ…

筋肉を鍛えることだけがトレーニングではない

近頃では本やテレビ、インターネットなど様々なものからトレーニングについての情報を簡単に手に入れることができます。 トレーニングが身近なものになってきたことは嬉しいことですが、間違った認識をしてしっているケースも少なくありません。 トレーニン…

腹筋・背筋を鍛えても姿勢は良くならない

姿勢は悪いよりも良い方がいいに決まっています。 ゆがみや捻れによってカラダのバランスが崩れてしまうといろいろな不調が起こってきます。 そういったことから姿勢や体のバランスに気をつけながらトレーニングしているという人も増えてきました。 しかし、…

#50 シェイプアップトレーニングを学んできました①

昨日は毎月定例の勉強会に参加するため大阪へ。 今回のテーマは『シェイプアップのためのトレーニング』 個人トレーニングでカラダの不調と並んで要望が多いのがシェイプアップです。今回の勉強会の中で出てきたキーワードは『シェイプアップとは?』、『負…

遊び心のある練習が野球の守備を上達させる

野球の守備でエラーをしないために練習することは大切なことです。 一般的には、「ボールの正面に入って両手でボールを捕る」ように指導しているケースが多く見られます。 しかし、プロの試合などを見ていても正面で捕りにいった時にエラーが起こります。 そも…

下半身の筋肉を鍛えたら転倒しなくなるのか?

年配の方を中心に『転倒』についての相談をよく受けます。 多くの人が下半身の筋量、筋力低下が原因だと考え、筋トレで下半身を強化しようとします。 転倒予防エクササイズにはどのようなものがあるのか調べてみると、 下半身の筋力低下が考えられるので太も…

反り腰を直すにはどうすればいい?

一般的に言われる正しい姿勢をしようとするとほとんどの人が胸を張って、肩を後ろに引いた姿勢を作ろうとしますが、その姿勢をすると腰が反った形になり、その結果、腰のだるさや痛みで悩む人も出てきます。 そうなると腰の反りを直さなければなりませんが、…

ピッチャーはお腹周りを大きくしてはいけない

メジャーリーグはワールドシリーズ、プロ野球も日本シリーズと野球シーズンも大詰めを迎えています。 メジャーでは上原投手、日本シリーズでは田中投手の好投しています。 共通しているのは『投げる』という身体の使い方が良いという点です。 テイクバックで…

子供にコーディネーショントレーニングなんて必要ない

先日新聞に『運動能力高めるトレーニング 都内の全公立40校で導入へ』という記事がありました。 記事によると、 『公表された12年度の体力テストの結果によると、都の中学2年男子は47都道府県で最下位だったため、体を動かす能力を高めるために作られたコー…

#49 美しい姿勢、歩き方の指導について学んできました

昨日は毎月定例の魚住先生の勉強会に参加するため大阪へ。 今回のテーマは、 『美しい姿勢、歩き方の指導』 良い姿勢の基準を自分なりに持つ 良い姿勢でいることは大切だと誰もが思ってはいますが、『良い姿勢』といっても科学的な定義はありませんので指導…

一生懸命頑張って練習するより楽しく、気持ち良く体を動かす方が上手くなる

最近は体操の白井健三選手の『後方伸身宙返り4回捻り』や『伸身ユルチェンコ3回捻り』の新技が話題になっています。 練習している映像を目にすることがたくさんありますが、小さな頃から楽しそうに技を練習しています。 技術の向上に関しては型にきちんとは…

体幹や太ももの筋肉を鍛えたら速く走れるようになる?

最近はランニングをする人が増えてきていることもあり、『ランニングのための』と銘打ったものもたくさん目にします。 『ランニングのためのコアトレーニング』、『ランニングのための体幹トレーニング』、『インナーマッスルを働きやすくするための○○』など…

バッティングに必要なパワーとは?

プロ野球ヤクルトのバレンティン選手がつい王貞治さんのシーズン55本のホームランを超えました。 先日の新聞にバレンティン選手の体格に関するデータが掲載されていました。 ・身長 185cm ・体重 100kg ・お尻まわり 117cm ・太もも 64cm ・ふくらはぎ 43cm …

トレーニングで効果を出すには頻度と継続期間が大事

体を変える方法としてトレーニングは効果的です。 トレーニングというのは、身体に刺激を与え反応が起こる、その与え方によって反応は違いますし、適応するには時間がかかります。 ですから目的に合った適切な刺激を与えることを繰り返さなければいけません…

#48 関節モビリゼーションを学んできました②

昨日は定例勉強会に参加するため大阪へ。 今回のテーマは『関節モビリゼーションを用いた身体調整』 自然体を作るために必要な身体調整テクニックで、何度もやっているテーマです。 今回も自然体の姿勢を作るための新しいテクニックをいくつか教わりましたが…

体幹だけを鍛えてもスイングは良くならない

ゴルフのパフォーマンスアップ目的のクライアントさんが増えています。 趣味で定期的にコースに出る人もいれば、アマチュアの大会に出てハンデ○○といった人、ゴルフといっても目的もレベルも様々です。 クライアントさんから「体幹が弱いから体幹を鍛えるよ…

重いクラブを振るとスイングのパワーは上がるのか?

ゴルフのスイングに必要な筋肉を鍛える上で「素振り」は効果的なトレーニングです。 ゴルフのスイングに必要な筋肉、筋力を高めるための専門的なトレーニングはいつも使うクラブよりも重いクラブを振るということになります。 しかし、重いクラブを一生懸命…

「正しい歩き方をしているはずなのにスムーズに歩けないんです。」という相談

人間日常生活の中で何気なく行なっている『歩く』という動作も最近ではたくさんの『正しい歩き方』というものを見たり、聞いたりします。 先日もテレビを見ていると『お腹を引っ込めて、大股で、踵から着地して、肘を伸ばして、二の腕を大きく振って歩く』と…

体幹トレーニングはなんでも叶えてくれる魔法のトレーニングではない

『体幹』というフレーズは一般の方でも知っている方も多いと思います。 姿勢改善からアスリートのパフォーマンスの向上といった効果が本や雑誌などでも紹介されています。 あるケースではお腹周りをそのように呼ぶこともありますし、胴体部分をそう呼ぶこと…

ドライバーの飛距離を伸ばすために必要なのは筋力?

ドライバーの飛距離を伸ばすために筋力が必要だと思っている方も多いですが、筋力が付けば飛距離も比例して伸びるというものではありません。 最近はゴルフ愛好家の方を指導することが増えてきましたが、クライアントさんが 「トレーニングをした後の方が軽く…

グラグラしないようにすることがバランストレーニングではない

ピッチングにおいて脚を挙げて一本足できちんと立つことはとても重要なことです。 軸足にきちんと体重を乗せて立った状態を作る必要があります。 これが位置エネルギーになり、投げるための運動エネルギーの基礎になります。 高く脚を挙げて十分位置エネルギ…

世界陸上を見ているとわかる速く走る人の共通点

世界陸上が始まり、さっそく男子マラソン、100m予選、800m、1,500m、10,000mといった競技が始まりました・・・ 走る距離、ランニングスピードに違いはあっても速く走れる人の走りには共通点があるように感じます。 普通は筋肉が大きければ、強ければ速く走る…

ピッチャーはつま先体重では強いボールは投げられない

高校野球を見ていると、足を挙げた後に静止したり、二段モーションになっていて、それを注意されている投手を多く見かけます。 二段モーションは反動が使えますし、静止することはバランス良く立ちやすいといったメリットがありますが、基本的にはルールで禁…