岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

トレーニングで効果を出すには頻度と継続期間が大事

体を変える方法としてトレーニングは効果的です。 トレーニングというのは、身体に刺激を与え反応が起こる、その与え方によって反応は違いますし、適応するには時間がかかります。

ですから目的に合った適切な刺激を与えることを繰り返さなければいけません。 また、刺激に対する適応の期間もおおよそ決まっています。 ずっと同じ刺激を与えていては刺激に慣れてしまい、レベルアップどころか現状維持にすらならない恐れもあります。 適当なタイミングで刺激を変えながら継続していくことが必要です。

世の中にはたくさんのエクササイズやトレーニングがありますが、どんなに素晴らしいトレーニング内容でも、たった1回で望んだ結果を出すことは難しいでしょうし、それを延々続けるだけでも停滞することは目に見えています。

大切なことは『頻度』と『継続』です。 スポーツクラブに入会しても自分に適したトレーニング指導を受けられなかったとしたら、3か月もすればいくら続けても変化はないでしょう。 そういった場合は自分の目的に合った適切なトレーニングを受けることも必要です。 しかし、それをどのくらいの頻度で行うかも重要です。 トレーニングは毎日たくさんやれば良いというものではありませんが、きちんと効果を出すためにはある程度の頻度は重要で、科学的にも週に2~3回のペースでトレーニングすると効果が高いと言われています。

レーニングを週2回おこなう習慣をつけるために、決まった時間のスタジオプログラムに参加する、パーソナルトレーニングの予約をするなど運動習慣ができるまではある程度の強制力を働かせることも必要かもしれません。

週に1回フィットネスクラブに通うことも難しいという方は、たまに行ってトレーニングを頑張るよりも、信頼できるトレーニング指導者に相談し、自宅やオフィスでできるトレーニングプログラムと併用することで効果を引き出すことができるかもしれません。

そうやって運動習慣を生活の中に少しずつ取り入れながら、最終的には『継続』することが最も大切です。 最近は何でも『短時間』、『簡単』、『短期間』というのが好まれます。 もちろん1回のトレーニングで何か変化がなければ続けても目的とする結果を得ることができないので1回1回のトレーニングも大切ですが、それが維持できなければ身体は変わったとは言えないのではないでしょうか。 本当の意味でトレーニングで身体を変えるなら最低でも1年は続けることが必要だと思います。

パーソナルトレーニングを受けていただいているクライアントさんの中にも、「体重を減らせばウエストや太ももが細くなる」と考えていろいろなダイエットにチャレンジしても上手くいかなかった方がたくさんいます。

しかし、全身的なエクササイズをしっかり負荷をかけてトレーニングするというものを継続することで去年着ていた服を着るのが楽になったり、順調にウエストや太ももといった気になる部分が引き締まったり、結果が出ています。 体重が10kgも減ったわけではありませんが、見た目や自分で実感できるところで結果が出ているのでストレスもありません。 むしろ、自ら食べ過ぎないように気をつけるようになり、リバウンドすることなく少しずつですが体重を減らし続けることができている方もいます。

運動習慣をつけるために何かを始めよう、トレーニングを始めて身体を引き締めるようと思っている人は、「目的に合った適切なトレーニングプログラムを適切な頻度で飽きずに継続できる環境」を整えるという視点で考えてみることも必要ではないでしょうか。