岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#48 関節モビリゼーションを学んできました②

昨日は定例勉強会に参加するため大阪へ。

今回のテーマは『関節モビリゼーションを用いた身体調整』

自然体を作るために必要な身体調整テクニックで、何度もやっているテーマです。 今回も自然体の姿勢を作るための新しいテクニックをいくつか教わりましたが、個人としては『問題の原因を見つけるための情報収集力』、『1つ1つのテクニックを見直す』ことの大切さを改めて感じました。

不調の原因を探るために相手の情報をできるだけたくさん集める

どこかが痛いといっても1人1人生活習慣も違うので、その方についての情報をできるだけたくさん集め、何がその不調の原因なのかを見つけることができなければ目的とした結果を引き出すことができません。

自分では相談に来られたお客様の情報をいろいろ聞いているつもりでしたが、実際に先生に説明してみると相手の身体についての情報が全然足りていませんでした。 原因がはっきりしていない状況でストレッチやモビリゼーションをしているわけですから、原因に対するアプローチが足りなかったり、見当違いのアプローチばかりでした。

・いつ頃から不調が起こっているのか? ・医師の診断を受けているのか? ・普段は何をしているのか? ・仕事をしているならどういった姿勢が多いのか? ・道具を使う仕事ならどのような道具の形なのか? ・どのくらいの時間、期間それをやっているのか?

相手の不調が起きている原因がどこにあるのか、普段の生活や仕事の中での癖まできちんと把握していなければ目標とする結果を引き出すためにどんなストレッチやモビリゼーションが良いのかを選択することができないということです。

テクニックをやることよりも1つ1つを丁寧に行うことの方が重要

そして1つ1つのテクニックを見直す。 以前教わったテクニックを実際にやってみても結果にムラがあるので問題点をアドバイスしていただきました。

・テクニックをやることばかり意識が行っている ・関節の動きが良くなるから関節が安定するのか?関節を安定させた状態で動かすから動きが良くなるのか?どのように考えてそのテクニックを行っているのか ・どこをどうしたいのか? ・手の当て方は? ・どのくらいの時間、回数を行ったのか? といったところの意識が足りませんでした。

些細なことですが、そういう部分に気をつけると結果が違ってきます。

こういったテクニックは何度も何度も繰り返して『汗をかいて』覚えていくもので、一朝一夕でできるものではありません。

だからこそきちんと出来た時は結果もきちんと出るのです。 修正が必要なテクニックもありましたが、問題なくできているものもありましたので、どちらもさらに磨きをかけてレベルアップしていきたいと思います。

そして今回教わった仙腸関節や股関節・膝・足首の連動を使った新しいモビリゼーションのテクニックを実践して、さらに簡単に短時間で自然体の姿勢にできるよう技術を磨いていきたいと思います。