体幹だけを鍛えてもスイングは良くならない

ゴルフのパフォーマンスアップ目的のクライアントさんが増えています。 趣味で定期的にコースに出る人もいれば、アマチュアの大会に出てハンデ○○といった人、ゴルフといっても目的もレベルも様々です。

クライアントさんから「体幹が弱いから体幹を鍛えるようにコーチに言われたんですが、どういうトレーニングをしたら良いですか」という相談を受けました。

体幹を鍛えるというと腹筋・背筋を強くする、仰向け、うつ伏せでじっとして腹筋や背筋を使うそういったエクササイズをすることだと思っている人も多いですが、そんなことをしても体幹の強化にもなりませんし、スイングの向上には繋がりません。

まずは硬くなって筋肉を柔らかくして姿勢、身体のバランスを整えて、それからスクワットを行いました。 軽く沈むだけでも腹筋、背筋、お尻などゴルフでも必要な筋肉を使っている感覚がつかめたようです。

トレーニング後にスイング動作をしてみても背筋がしっかり使えている感覚、スイング中に身体がきちんと安定している感覚があったようで、「これが体幹を使う感覚か」と今までにない感覚が掴めたようでした。

ゴルフに必要な体幹トレーニングは腹筋、背筋を鍛えることではなく、ブレない身体を作ることです。 わざわざきついことをする必要はないということです。