ストレッチングをしても体は柔らかくならない

体が硬いという人から「ストレッチをしてるんですけどなかなか柔らかくならないんです」という相談をよく受けます。

そんな時は肩を揺すったり、手脚をブラブラさせて深呼吸してもらったりすると肩が軽くなったり脚が軽くなって簡単に体の硬さが解消できます。 すると、「ストレッチングで体はを柔らかくすることはできないってことですか？」と尋ねられます。

硬い筋肉は緊張が起こっていますので柔らかくするには緊張をとってあげればいい、そのためにはリラックスさせることが必要ですが、体が硬い人がストレッチングをしている様子を見てもストレッチのポーズを真似ること、覚えることに一生懸命で一番大切なリラックスできている雰囲気がありません。 きつそう、辛そうな様子で筋肉を柔らかくするために必要な条件が満たせないためにいくらやっても柔らかくならないのです。

それに比べて揺すったり、ブラブラ振ったり、呼吸すると筋肉の緊張を取ったりリラックスすることが簡単にできます。 体が硬い人はストレッチングをやるよりもそっちの方が筋肉を柔らかくするために必要な条件を簡単に満たせるのでちゃんと結果が出るんですよというだけのことでストレッチングで体が柔らかくならないということではありません。

体の柔らかい人はストレッチングをしているのを見ても辛そうな雰囲気はありません。 リラックスして気持ち良さそうです。 ですから筋肉もちゃんと柔らかくなっています。

ストレッチングをやるならポーズとかやり方を覚えることよりもリラックスすることの方が大切です。