#83 リ・コンディショニングについて学んできました
定例勉強会に参加するために大阪へ行ってきました。 オープンの準備があるので慌ただしくしていますが、月末の勉強会は自分のレベルアップの機会ですから外せません。 参加できるよう逆算してスケジュールを組んでました。
今回のテーマは「リ・コンディショニングの考え方とそのアプローチ」
ゴールから『予想』する
リ・コンディショニングはコンディショニングを元の良い状態に戻すことですが、体のどこかを痛めた時に元の状態に戻るためにはゴールから逆算して半年後にはこうなっている、3ヶ月後は、1ヶ月後はという結果の『予想』が大切です。
次にどうなるかの予想もないと、「今日は何をしたらいいのか?」ということになってしまいますが、そんな無計画なプログラムの進め方で上手くいくことはありません。
目標とするところをゴールにしてプランを立てる、そこにどのようなことをしたらいいのかというHow to が出てきます。
どれくらいのパターンが思いつくのか
体のどこかを痛めて元に戻すためには、これだけをやっておけばいいというものがありませんから上手くいかなかった場合にAのパターンがダメならB、BがダメならCというように柔軟な発想でアイデアが出てくるかどうかも重要です。
何ができるかを考えてみる
構造的に健康な人ができることができない時のトレーニングについて質問しましたが、できないことに囚われてしまっていました。
視点を変えてみれば他には普通の人と同じように動かせるところがあるのだから、その部分を工夫してみれば求める結果に繋がるということに気がつきました。
わかっているつもりではいても、ちょっと困るとついつい視野が狭くなりがちです。
いろんな考え方のいいとこ取りをしてもいい
最近ではいろんな考え方が出てきます。 ある考え方が良いと言う人もいれば正反対の考え方を言う人もいます。
そうすると、「どちらが本当に正しいのか?」ということを気にしてしまいますが、結局どれも良い面もあれば悪い面もあります。 それならどっちが正しいのかという小さなことを気にするよりも、両方の考え方のいいとこ取りをすればいいのではないでしょうか。
アイシングをしたらいいのか、温めた方が良いのかはよくある話ですが、「そのまま放置(自然治癒)する」という考え方もあります。 方法で考えるとどれがいいのか?ということになりますが、良い結果になる方を選べばいいのですから、冷やしてダメなら温めてみればいい、温めてダメなら自然治癒に任せてみるというようにやってみて一番結果のいいものを使えばいいということです。
これはダイエットやトレーニングなど他の面にも繋がる考え方です。
他にも乳ガンの術後のセルフケアや打撲に対する対応、皮膚を使ったO脚改善のアプローチ、横隔膜の運動など、いろんなケースの対応の仕方から、また新たな姿勢改善のアプローチまで学べて充実した4時間でした。