岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

体が硬くて前屈で手が床に届かない。柔らかくするにはどうすればいい?

「生まれつき体が硬いんです。」、「ストレッチングをしているのに全然筋肉が柔らかくならない。」と相談してくる人が多いですが、そういう人も筋肉の緊張を取ると弾力性が出てきます。 筋肉はそもそも膨らみのある弾力性がある組織です。

弾力のある筋肉がどうして硬くなってしまうのかというと「緊張する、筋肉を硬くするような体の動かし方」をするからです。

例えば前屈をしても床に手がつかないという人のほとんどはこの画像のようにスムーズに前屈できないような体の曲げ方をしています。

8aafc043d3c9b510d9799d50ea7f3de3_s 前屈のやり方を修正すると楽に前屈ができるようになります。 いくらストレッチングをしても体を動かす、立つ、歩く、しゃがんで立ち上がる、階段を昇り降りするといった日常生活動作で筋力に頼る、筋肉を強く緊張させるようなやり方でやっていれば筋肉が緊張で硬くなるのは自然なことです。

「筋トレをすると筋肉が硬くなる」、「筋トレで大きくした筋肉は硬い」というようなことが言われたり、そういうイメージが持たれがちですが、それも筋肉が硬くなるようなやり方でやっているから硬くなるだけです。 そういう人に多いのが大きな重りを一生懸命持ち上げようとするようなやり方でやっていることです。 エクササイズも基本的には自分の体、手脚を動かします。 ある動作をするにしても手順、動かし方というものがあります。 それを無視してとにかく一生懸命重いものを持ち上げて弾力のある筋肉になることはありません。 逆に適切な手順、動かし方で行えば重りを使ったエクササイズをしても体が硬くなるようなことはありません。

どんなことをしたらいいかの前に、どうして筋肉が硬くなってしまうのかその原因をきちんと見つけ、それを解決すれば変わったこと、大変なこと、難しいことをしなくても簡単に問題を解決することはできます。