岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

腕の捻じれが肩こりを引き起こす

長時間のパソコン作業、趣味で料理や書き物をするといった手をよく使う人からの肩こりの相談が多く来ます。 一般的には肩こりを改善するにはマッサージやストレッチングで肩の筋肉を解したり、肩甲骨を動かすような体操などで血行を良くするようなことが言われます。 そういったもので効果が出る人もいるかもしれませんが、特に手や指をよく使っている人の場合、体の中枢に対していろいろやることよりも手や指の筋肉が付いている腕の筋肉の緊張をゆるめるようなことをしても良い効果が見られます。

腕の自然な向きは手のひらが前を向いた状態です。 しかし、パソコンや料理、書き物といったものをする時は必ず手のひらは下向きになります。 普通なら力を抜けばまた手のひらが前を向いた状態に戻るはずですが、そういったことを長時間続けているとだんだん腕が捻じれたままで固まってしまい、力を抜いても自然な向きに戻らなくなってしまいます。

腕を内に捻ると肩も内側に巻き込みます。 肩甲骨も自然な位置から外側へズレてしまいます。 首も前に傾いて頭も前に出てしまい姿勢が崩れてしまいます。 そういう姿勢は首や肩、背中の筋肉も緊張してしまい肩こりを引き起こします。

こういったケースでは腕の捻じれを解消し、力を抜いたら自然と手のひらが前に向くようになることをしてみます。 方法は腕にテーピングをするだけです。 腕の皮膚のシワを調整して内に捻じれているものを元の自然な向きに戻します。 このテープを貼っている間は同じようにパソコンや料理、書き物をしているとどんどん皮膚が調整されて筋肉が硬くなるどころか筋肉の緊張もゆるみます。 指をよく使う人の場合は手の方にもテーピングをするとさらに良くなります。

手をよく使うという人は腕が捻じれてしまっていないかチェックしてみることをお勧めします。