岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

先入観や思い込みがトレーニング効果を打ち消してしまう

肩こり、腰痛、ひざ痛の原因のほとんどは姿勢の崩れ、体のバランスの崩れです。 痛みを良くするためには全身の緊張をゆるめて本来の自然な立ち姿勢を取り戻すことです。ほとんどの人がそれで不調が良くなっています。

しかし、トレーニングの後は痛みの出ていた動作をしても痛みが出ないで楽にできたのにすぐに痛みが再発してしまう人がいます。 そういう人に多いのが「〜が正しい」、「〜しなければならない」という先入観や思い込みがある人です。

“胸を張る、肩甲骨を寄せる、背筋を伸ばすのが良い姿勢”、“筋肉がギュと緊張している方が体を真っ直ぐに支えやすい”、“地面をつま先で蹴った方が大きな歩幅で歩ける”、“脚を速く動かさないと速く歩けない”、“歩く時の正しい姿勢は背筋を伸ばした姿勢”などなどたくさんあります。 それらのほとんどはテレビや本などで誰かが言っているのを見たり聞いたりした影響です。特にお医者さんの言うことは正しいと思い込みやすく、その影響を受けてしまう人はトレーニングの効果がすぐに消えてしまいます。

テレビで言っていることが全て間違っているというわけではありませんが、痛みが出ている原因が違えば問題の解決法も違ってきます。 誰かがやって良くなったものが自分にも当てはまるとは限りません。 やってみて良い結果、成果が出たのであれば変える必要はありませんが、やっているのに思ったような結果、成果が出ていないというのであれば考え方を変える必要があります。

最近ではいろいろなことで今まで常識だと思っていたことが実はそうではなかったということがよくあります。 常識が絶対に正解とは限りません。(社会を構成する者が有していて当たり前のものとなっている、社会的な価値観、知識、判断力のこと。Wikipediaより) 非常識なことをやってみたら結果が良かったというようなこともよくあります。

「〜が正しい」、「〜でなければならない」というのは自分の方が参ってしまいます。 自分の見ている世界、世界観を変えることも時には必要です。楽に、簡単なことで良い結果、満足のいく結果を得られるやり方もあるのです。 もっと気楽にやれば良いと思います。