岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#7 レジスタンストレーニングについて学んできました①

今回の勉強会のテーマは「レジスタンストレーニング」 トレーナーやジムで指導する人の基本となるものです。 しかし、これもわかっているつもりでやってしまっている事が多いので、改めてその考え方、実践方法について学ばせて頂いた。

まずは、参加者の質問・疑問についてクリアにしていくところからスタートしたのですが、さっそくわかっているつもりでやってしまっているということに気付かされました。

トレーナーやトレーニング指導をする人はエクササイズを用いる時に、ほとんどが本で読んだり、他のメディアで見たものをクライアントに提供してしまいがち。 そうすると、クライアントに対して思ったように効果を出せない場合にすぐに「どうやったら上手くいくのか?」という方法を知りたくなる。

しかし、トレーニングを指導する時に「5W1H(誰が、何のために、いつ、どこで、何を、どのようにする)」をきちんと押さえていれば、どんなやり方、考え方をすればよいのかはわかってくる。 それを押さえずに、方法ばかりを相手に押し付けてしまうから上手くいかない。 「誰にどんな目的で」が1番重要。

その他にも我々が誤解してしまっている様々なことについて先生からご指導いただいた。 今まで当たり前のように思っていたことのほとんどが勘違いであるということに改めて気づかされると共に、やはりきちんと本質を学ぶということが大切であると感じたる

それから一般の方にはどんな身体が必要なのかを考えていきました。 やはり「自然体で立つ」ことが大切になってくる。 人間には骨があり、それに身(筋肉)が付いています。 骨で立つことができれば、筋肉には適度な緊張と緩みがあります。 地球に住んでいる我々地球人には、立った時かならず「1G」という重力がかかっている。 きちんと骨で立てていれば、1Gがかかっていてもストレスは頭から足の垂直方向にかかるのでどこかに緊張や痛みを起こすことなく立ち続けることができる。 しかしその垂直ラインが崩れて立ってしまうと、腰などにストレスがかかり緊張して硬くなったり痛みが起こる。

ですから、一般の方が健康に毎日を過ごすために必要な身体とは、 「1Gに余裕を持って立て、1Gに対して余裕を持って動ける身体」ということになる。 きちんと立てていれば、立っているだけで姿勢を維持するために腹背筋は使われているのでそれだけで筋持久力のトレーニングをしていることになる。 そうすればわざわざ何十回も上体起こしの腹筋エクササイズをやらなくてもいい。

後半はBig3デッドリフト、スクワット、ベンチプレス)やクリーンの実践方法を、重いものを楽に持ち上げるために必要な「重力、反射、慣性」の使い方を踏まえて教わった。 Big3はいつものトレーニングでもやっていたのですが、毎回トレーニング後はしんどかったので、しんどくなるようにやってしまっているのだろうとは思っていたのですが、どのように修正したら良いのか具体的な方法がわかりませんでしたが重力、反射、慣性の使い方を教わると、必要なところに力を入れて、後は楽にしても負荷を持ち上げることができる。 本当に「これくらいでいいのか?」と思うくらい楽に動くことができた。