岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#6 身体の緩め方について学んできました

魚住先生の勉強会に参加してきました。 今回のテーマは「体の緩め方」 本来なら10回ほどストレッチングについての勉強会を学んだ方の総まとめ的な内容なので、ようやくストレッチングについて学び始めた私が参加するのは少し早い内容ですが、ストレッチングの上達には経験あるのみということで参加してきた。

今回の内容は一連の流れで行えばウォーミングアップの後に身体のバランスを整えたり、クーリングダウンとしても使えるストレッチ、ストレッチング、モビリゼーションをセットにしたものです。 総まとめということで若干不安もありましたが、前回ラボで教わったストレッチングやモビリゼーション基礎的なテクニックをセットにしたものなので良い復習にもなりました。

とはいえ、他の方と比べると経験値が違うのでどうしても形や手順にとらわれがちになってしまい、まだまだ相手の身体に快の刺激を与えることへの意識が少なくなりがちなのが反省点。

「ストレッチには流れとリズムが大切」と先生が仰っていましたが、手順や形にとらわれがちな私が最も気をつけなければならないポイントです。 これも経験ですね。身体を見たり、触ったり、数回押しただけで力加減や力を加える方向を決めていかなければ流れやリズムを作ることができません。

そしてストレッチ、ストレッチング、モビリゼーションで大切なのは、 「自分のイメージが相手に身体につたわっているか」ということです。 相手に快の結果を出すためには快の刺激を与えなければなりません。

今回教わった一通りの流れはだいたい30分くらいかかるそうです。 初めて通してやってみた私は26分くらいでした。 時間だけ見るとできているように見えますが、まだまだ素早く相手の反応を引き出す技術や相手の変化を素早く感じ取る手の平の感覚など足りていないことが多いので1つ1つに時間がどうしてもかかってしまいます。 ちなみにこれをウォーミングアップなら10分でやらなくてはならない。 そうしなければ、あとのトレーニング、クーリングダウンにかける時間がありませんり そのためには手技の流れがスムーズにいくように工夫してみたり、こうやってみたらもっと良くなるのではなどいろいろ考えて自分なりの形を作っていけるようになるのが、ただ相手の考え方をマネするだけの看板のないトレーナーとは違う本物のトレーナーということ。

唯一良かったと思えるところは、全ての流れを通したときに汗をかくくらい身体が温まっていたことです。 先生によると、 「相手の反応を感じられるように手の平に意識を集中していると、汗はかくもの」なのだそう。 確かにストレッチングを教わって以来、考えることなく手の平に意識を集中して行うようになってきているので、そこだけは良くなっているのだろう。

4時間の勉強会もこれだけ中身が濃いとあっという間に時間が過ぎてしまいます。 最後に立ってみると身体が緩み筋肉で立つのではなく骨で立っている感じ、「自然体で立つ」ということを実感できました。 本当にストレッチ、ストレッチングで身体歪みを取ることができるのです。しかも無理矢理矯正するわけではないので、気持ち良く・・・この快適さを少しでも多くの方に伝えていけるようこれからも日々腕を磨き続けたいと思います。