階段の昇り降りでも脚が太くなる

筋トレをしていないのに以前より脚が太くなったという相談を受けることもあります。 あまり気にしないでしょうが日常生活の階段の昇り降りのやり方でも太ももが太くなることもあります。 階段の昇り降りはやり方次第でバーベルを担いで行うトレーニングよりも大きなストレスを太ももやふくらはぎにかけることができます。

膝を伸ばして上の段へ体を持ち上げようとする昇り方をすると曲げた膝を伸ばす時に太ももの前が使われます。 片足で全体重を持ち上げようとするのでストレスは大きくなります。

降りるときはこけないようにと降ろした足でブレーキをかけながら降りるやり方です。ブレーキをかければ体重の何倍というストレスが脚にかかります。 段数が多くなれば太ももの前を使う回数も増えます。 それを毎日何度も階段を使えばセット数が増えるわけですからトレーニング負荷とトレーニング量で考えても筋が肥大しやすい条件が揃うわけです。

階段にきちんと足裏全部を着けず、つま先の辺りだけで昇っていくとふくらはぎを太くしてしまいます。

日常生活の中での何気ない癖が太ももを太くしていることがほとんどです。 そういったものに対して筋トレや食事制限をしても問題は解決できません。脚を太くしたくないのであれば階段の昇り方、降り方を直せば良いということです。

逆にお尻を使って階段を昇る、足全体にストレスを分散させる降り方をすればヒップアップし、太ももは徐々に細くなっていきます。 そうすると毎日の階段の昇り降りが太くなってしまった太ももを細くし、ヒップアップできる最高のトレーニングになります。 考え方が大切なんです。