岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#38 肩、首の不調改善のための身体調整テクニックを学んできました①

定例の勉強会の今回のテーマは「肩、首の不調の改善」

不調というと痛みや私自身がそうですが関節の辺りから音が鳴るといったこともある。 ただし痛いといっても何処が、どのように、どのようにすると痛いのか、音が鳴るにしてもどの辺りから音が鳴るのかを相手から聞かなければ最適な対処法が考えられない。

・方法を当てはめるから上手くいかない ・相手の身体の状態を考えてアプローチする

今回のテーマに関する質問でもそうですがここ最近自分の指導の中で方法論が先に来てしまい相手の身体の状態がイメージできていなかった。 もう一度基本に戻って相手の身体の状態を考えながらアプローチしていかなければならないと改めて感じた。

治療家ではないトレーナーが不調に対してできるアプローチは、崩れてしまった状態をトレーナー自身が考える「自然体」の状態に戻すこと。 動きが悪くなっている関節を元の動きに戻したり、筋肉の余計な緊張を解して本来の状態に戻すことで骨を直接触ることなく骨の配列やズレを直せると考えることもできる。

アプローチしてみてどのくらい改善が見られるのか、その良い状態が何日続くのかはトレーナーの手技の技術レベルによる。 最近の勉強会で先生から言われることですが、 「劇的な変化や1回で完全に良くすることを求めるのではなく、1%ずつの改善を積み重ねていく」のが今の自分のレベルです。

一度教わった手技をやってみてもまだまだ先生とは結果が違う。 やり方を教わり、それを実践してきた時間がたった1年や2年程度のレベルと何十年とやってきたレベルでは積み重ねてきたものが違います。 その上、自分なりにいろいろ工夫されていますからね。 やり方を真似るのが精一杯のレベルではまだまだ遠く及びませんが、10年経った時に今よりも確実に1回での結果や効果の持続時間が伸びてくるようになるためにはとにかくたくさんトライ→反省・修正→再トライ、勉強を積み重ねていくしかない。

今回もいろいろなアプローチの考え方、手技を教わった。 まだ今は教わったことを真似ることで精一杯ですが、手の当て方、動かし方、牽引の強さ、ルーズなポジションの見つけ方など一つ一つを確実に自分のものにしていきたいと思う。