岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

走り込みで足腰は鍛えられるのか?

走り込んで足腰を鍛えるといったことがよく言われますが、実際に走ることで筋肉を増やすことができるのでしょうか?

走る動作は下肢の筋肉を使う運動ですので筋力を高める、筋量を増やすという目的に合わせた負荷をかけて行えば下肢の筋力を高めたり、筋肉を大きくすることはできると思います。

ただし、一般的な走り込みは長距離を走るようなものでは筋肉を大きくすることは難しいと思います。 長く走り続けることができるということは負荷が小さいからです。 負荷が小さければ筋力を高めたり、筋量を増やす効果は低いと思います。

走ることで筋力を高めたいのであればトレーニングの強度を高めることです。 例えば、体重を重くする。 重い体で走れば片脚には体重よりも大きな負荷をかけることができます。 また、接地の際には体重の3倍以上の負荷がかかります。 そういったことを考慮して走ることを繰り返せば筋肉が大きくなることが期待できます。

他には坂道を使う。 平地を走るよりも傾斜がある方が強度も上がります。 長い距離を走る必要はありません。 地面を後方にプッシュしながら坂道を上がっていき、スピードが維持できる限り続け、スピードが落ちてきたら止めるというパターンで繰り返す。 坂道以外にも階段を使うという方法も考えられます。

レーニングは目的に合ったやり方で行うことで初めて狙った効果が得られます。 走ることで脚を鍛えたいというのであればそのやり方を工夫することです。