岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#41 ウォーミングアップとクールダウンについて学んできました

昨日は毎月定例の勉強会。 テーマは『ウォーミングアップとクールダウン』

レーニングの中でも基本的な内容ですが、わかっているようでわかっていないのがこの2つです。

身体を温めることだけがウォーミングアップではない

セッションでは60分という限られた時間の中でウォーミングアップからトレーニング、そしてクールダウンまできっちり行わければなりません。 ウォーミングアップも歩いたり、自転車を漕いでただ身体を温めれば良いわけではありません。

関節の動きが悪かったり、筋肉が緊張していればそれを改善してからトレーニングを行わなければトレーニングを効果的に行うことはできません。 やり方を工夫して身体を動かし続ければ関節の動きも良くなりますし、筋肉も解れます。 その上動き続ければ身体も自然と温まり、汗が滲んできます。

わかっているつもりではきちんと教えられるとは限らない

ちょっと勉強している方なら「そんなの当たり前」と思うでしょうが、『わかっているつもり』と『できる』、『教えられる』は全く違います。

私自身、先月先生の個人トレーニングを受けてウォーミングアップの大切さを痛感し、セッションでも取り組んできたつもりですが、実際にどのようにやっているのかを先生に見ていただくとただ真似ているだけで、大切なポイントが理解できていませんでした。

動きのポイントを押さえて行うと結果が全く違いますし、意識をどのようにするのかでも違ってきます。 解すために行うのなら解れるように動作を行わなければならないのですが、身体を動かそうとすると、「こうやろう」、「このように動かそう」という意識が働いてしまいます。 そうすると逆に力が入ってしまい、解れるどころかどんどん辛くなるだけです。 自分でやってみていくらやっても解れなかったものがきちんとやると解れていくのがわかります。 100回くらいやっても身体は温かいですが、辛さはなく、身体は動かす前よりも軽くなりました。 上肢から下肢まで連続的に行うと10分くらいで終わりますが、ただ漫然とやるだけよりも全く結果が違います。

クールダウンは疲労を取る、回復する上では欠かせませんが、トレーニングを行なうとどうしても時間的に短くなってしまいがちです。 そこで簡単で身体もしっかり解れる筋膜を緩めるアプローチを教えていただきました。 身体の横側のラインとアームラインの筋膜を緩めるだけでも筋肉はかなり解れます。 それから身体の前面の筋膜も緩めましたが、3方向のアプローチだけで背が伸びたような感じで立つのが楽になります。 さらに腰椎の4・5番を広げるアプローチ行うと腰はかなり楽になりました。

結局ウォーミングアップもクールダウンも相手の身体の状態を見ながらきちんと行わなければ意味がなく、何となくやるだけならやらないのと変わらないということです。

その他にもストレッチングの新しいアプローチも教わりました。

さらに、自分の指導の中でなかなか上手くいかない肩の柔軟性を向上させるためのエクササイズについても教えていただきました。 もちろんアップがあってこそですが、これも使ってみようと思います。

フィットネスクラブにも置いてある、足元が振動するマシンを使って身体を解します。 ただ乗るだけでカロリーを消費するという使い方をしているところが多いですが、使い方を変えれば身体が解れますし、足の裏の感覚も変わります。