岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

ゴルフのための専門的なトレーニングは何をしたらいい?

レーニングには一般的トレーニングと専門的トレーニングがあります。 いわゆるウェイトトレーニングは一般的なトレーニングでベースとなる身体の筋力を高めるものです。 そして野球のバッティングに必要な筋肉を鍛えるためにはバットを振ること、ゴルフのスイングに必要な筋肉を鍛えるのであればクラブを振ることが専門的なトレーニングになります。 ということはいわゆる『素振り』が専門的なトレーニングになるわけですが、ただ闇雲に振れば良いというものではありません。

結局素振りが上手くても実際にボールを打つときに同じようにできなければ練習した意味がありません。 では、どのように素振りするのが良いのでしょうか? 実際にボールをイメージするのが良いのでしょうか?

個人的にはバッティングにしてもゴルフのスイングにしても1番大切なのはバットなりクラブのヘッドが加速していく感覚だと思います。 ですからヘッドが加速するための身体の使い方と上手くいった時の感覚を覚えることだと思います。

それではどの感覚を使えば良いでしょうか? 味覚ではないことはすぐにわかりますね。 ボールを打つわけではありませんから触覚ではないですね。 視覚はカメラで撮影すれば自分のスイングを見ることができますが、スイング中は見ることができません。 ということは『聴覚』を使うということです。

ヘッドが加速されると大きな音が鳴ります。 腕に力が入ったり、体重移動ができていないと音は小さくなります。 その違いだけでスイングが良かったのか悪かったのかがわかります。

さらに重要なのは『どこで音が鳴るか』です。 ボールを遠くに飛ばすためにはバットやクラブを加速させなければなりませんが、どこで最高速度が出るのかも重要です。 力んでしまうスイングの場合はミートポイントのずいぶん手前で音が鳴ってしまいがちです。 逆に良いスイングをしたときはミートポイントの少し手前から、ミートした後にかけて音が鳴ります。 手前で鳴ってしまうとヘッドの加速が終わって減速に入ってしまっていることになります。 良いスイングはボールを打った後もヘッドが加速しているから自然とフォロースルーが大きくなるのです。

プロの選手を見てみると野球でもゴルフでもよく飛ばす選手はフォロースルーが大きなスイングになっています。 『現象には必ず理由がある』ということです。