岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

トレーニングをしているのに体重が減らない

レーニングをしているのに体重がなかなか落ちないという人がいます。 体重が減らないのはトレーニングのやり方の問題のように思ってしまいますが、トレーニングで減量を期待してはいけません。

レーニングは気になる部分を引き締めたり、外見を変化させるなど“シェイプアップ”のための方法です。 筋肉を刺激して大きくしたり、細く強くするなど形作っていくものですから、体重が減るという直接効果はありません。 もちろん長期的に続けることで基礎代謝が上がり、エネルギーを消費しやすくなり体重もそれなりに減っていきますが。

体重が増えた、減ったというのはダイエット、つまり“食事”の話です。 太りやすい食べ物、太りにくい食べ物と細かく考えてしまいがちですが、どんなに良いものでも食べ過ぎれば太ります。

ですから体重を減らすためにトレーニングするということはおかしな話になってくるのです。 体重を減らすために“トレーニング”と“食事療法”を組み合わせるという風に考える方が良いと思います。

食べる量を減らせば体重は減りますが、脂肪だけでなく筋肉も減ってしまうので皮膚のたるみが残って逆に見た目が悪くなる可能性があるので気になる部分が引き締まるとは限りません。 トレーニングを行えば気になる部分は引き締まりますが、筋肉が付いて脂肪が減るので結果的に体重はほとんど変わりません。 どちらにも良い面と悪い面の2面性がありますので、どれかだけに頼った方法よりも組み合わせで考える方が案外上手くいくものです。