ゴルフのバックスイングで腰をしっかり捻れるようになりたい
ゴルフをしている方から「もう少し腰を捻られるようになりたいんです。」という相談を受けました。
身体を見てみると筋肉は固まっていますし、ゆがみもあちこち見られました。 特にゴルフは同じ方向に捻ることばかりなので筋肉は使い過ぎによって硬くなってしまいがちです。 筋肉のバランスが崩れてしまえば身体にはゆがみが起こります。 そういったことが積み重なると腰はどんどん回転させにくくなります。
しかし、自分の身体のゆがみを自覚している人は少なく、真っ直ぐ立てていると思っています。 身体の状態を説明し、筋肉の緊張のバランスがとれた状態にしてみて初めて自分が真っ直ぐ立てていない、ゆがんでいるということを自覚します。
そこで体操のように関節を動かして筋肉を伸び縮みを繰り返してみました。 すると、血流も良くなって筋肉に弾力が出てきて柔らかくなってきました。 関節を動かすので肩甲骨や骨盤、股関節の動きも良くなりゆがみも改善が見られました。 そうやって身体のバランスを整えて真っ直ぐ立てるようになると腰も回転させやすくなり、大きく捻ることができるようになりました。
柔軟性というとストレッチングでポーズができるかどうかにばかり意識がいってしまいがちですが、トレーニングをする方が筋肉の柔軟性、弾力性、動きの柔らかさ、姿勢、身体のゆがみや捻じれなどいろいろな要素を効率良く改善することができるんです。