呼吸をするだけで筋肉の緊張もゆるめられる
筋肉の緊張のバランスの崩れは身体を動かす・動かさないだけでなく日常のストレスによる自律神経の崩れからも起こります。 肩が凝る、身体が重いといった身体の不調の悩みをお持ちの方の中にはそういったケースもあります。
身体を動かすことはもちろん良いことですが、身体が重い時にさらに負荷をかけてトレーニングしてもきつさばかりで身体が軽くなり、リラックスできるような感覚はあまりないのではないかと思います。 そういったケースではまず身体を動かしやすい状態に戻すことが大切だと思います。
その第一歩が“呼吸”です。息を吸って吐くだけのことですが、姿勢の崩れがあったり、筋肉の緊張のバランスが崩れていると呼吸も浅くなりがちです。
呼吸1つをとっても胸式や腹式などいろんなやり方がありますが、息をしっかり吸ってしっかり吐くことができない人がほとんどです。呼吸をきちんとできるようにするだけでも筋肉の緊張を緩めることもできます。
呼吸がきちんとできるようになり、身体もしっかり緩むことで頭の重さや頭痛も軽くなったということもあります。
また肩や骨盤の向きの捻れがなくなって肩と背中がベッドにしっかり着くようになると肩の動かし辛さや腰の張りもなくなって身体が軽くなったということもありました。
お腹、肋骨をきちんと膨らませたり収縮させることも身体を正常な状態にするための効果的なトレーニングになるということです。 ストレスによる頭痛で悩んでいる方は呼吸を見直してみることも大切かもしれません。