岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

脚で一生懸命歩くのを止めると長く歩いても疲れなくなる

自然な良い姿勢、バランスを保つためには日常生活で楽々歩けるようにすることも大事です。

以前、歩いているとすぐに脚が疲れてしまって長く歩くことができないという相談を受け、身体調整、整えるトレーニングを行い、歩き方のアドバイスも行いました。

レーニング前の歩き方はつま先でしっかり地面を蹴って脚の力で身体を前に持っていこうという歩き方でした。 それを上体を前に進めて脚は後からついてくるような感覚で着地も地面に対して足をフラットに着地する、地面を蹴らない歩き方に修正しました。 歩き方を修正した直後は身体がどんどん前に進んでいき、脚を意識して使うこともないので楽々歩けるような感じがすると驚かれていました。

その後、毎日歩く時に重心の移動、脚の筋肉を意識して使わないことに気を付けながら気持ち良く歩ける時間、距離の範囲で行っていただきました。 最近の身体の変化を伺うと、歩き方を変えて以来脚が疲れることがなくなったそうです。

長く歩くようなこともあったようで脚が疲れて歩けなくなるのではと心配だったようですが、その時も疲れを感じることもなく、翌日も筋肉痛で脚が痛くなるようなこともなくなったそうです。 むしろどんどん歩けてしまうくらい脚が軽々と動いてくれたそうです。

姿勢を見ても以前よりも自然に胸が張れた背筋が伸びた姿勢になってきたように感じます。 歩き方が良くなったことで身体が整ってきた、歩くことが良いバランスを維持するトレーニングになっているのだと思います。

歩いて脚が疲れると筋力不足、体力不足ということを感じてハードに鍛えようとする人は多いですが、いきなりハードなことをやるとほとんどが余計に疲れてしまうので長続きしません。 低下したものを伸ばすことはもちろん大切ですが、そのためには継続が重要です。 そう考えると、一生懸命歩くことよりも少々歩いても疲れない、楽々歩ける歩き方を身につけ、疲れない程度に日々歩くことを続けるという方法もあるのではないでしょうか。