岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

きちんとやっていないとトレーニングを毎日やっても結果は変わらない

筋肉を付けることを目的としたトレーニングの最適な頻度は週に2回と言われていますが、筋肉痛などが特になければトレーニングをやっても良いのではないかと思っている人はたくさんいます。

「筋トレは毎日やっても良いか?」という質問が来ました。 筋肉を大きくすることを目的をやっているということでしたが、トレーニングをしても特に筋肉痛や張りなども感じることがないので毎日刺激を与えた方が筋肉もつくのではないかと疑問に思ったそうです。

筋肉を大きくすることを目的とした負荷をかけてきちんとトレーニングをすればやった直後に筋肉が張ったような感覚が出たり、翌日に筋肉痛が出るといった反応があるはずですが、それがないということはトレーニングの内容に問題があるはずです。

そこでにどのようなトレーニングをしているのか尋ねてみました。 ・どのようなエクササイズを? ・どのようなやり方で? ・どのくらいの負荷で? ・何回、何セットで? ・セット間の休憩、エクササイズ間の休憩は何秒か? など詳しく聞いてみると、軽すぎる負荷でトレーニングをしているようでした。

負荷やトレーニング強度が軽ければ10回やったところで筋肉に与えるストレスが少な過ぎますから肥大するようなことはありません。 最近では30回以上できる程度の負荷でも、“もう一回も挙がらなくなるまで”やると筋肉は肥大すると言われていますから、限界回数までやらなければいけませんが、余裕を持って終わってしまってはダメなのです。

負荷設定を見直して10回がなんとかできるくらいの強度でエクササイズをやり直してみると3セットやっただけで今まで感じたことのない使った筋肉が張るような感覚があったようです。

そうするとトレーニング翌日に休息を取らないといけない、週に2回が効果的な頻度である理由も理解できたようでした。

本やネットでもトレーニングの知識が簡単に手に入れることができますが、いくら知識を持っていてもきちんとトレーニングが行えなければ結果は出ません。

細かい数値や理論を知ることは悪いことではありませんが、たくさんの情報を知るよりもきちんとした指導を受けてみる方が早く理解できると思います。