効率良く気になる部分のたるみを引き締めることはできるのか？

気になる部分のたるみを取るためのトレーニングというと普通は筋肉を鍛えて基礎代謝をアップさせて脂肪を減らしていくということを考えます。 これも間違いではありませんが、必ずしも効率の良い方法ではありません。

ウエストがたるんで見えたり太ももが太く見える原因というと全て体脂肪が原因と思っていますが、姿勢の崩れやむくみなどが原因でたるんで見えてしまうこともあります。

ウエストがたるみが気になるという方が来ました。 姿勢をチェックしてみると猫背で頭の位置、脊柱の自然なカーブ、骨盤にもゆがみが見られました。 そこで姿勢を整えてみると自然に胸が張れ、背筋が伸びた姿勢になってたるんで見えていたお腹も引き上がって引き締まった感じが出ました。 さらに呼吸を使ったエクササイズをやってみるとお腹のたるみも減ってさらに引き締まったような感じが短時間で出ました。

太ももが太く見えてしまっているというケースでは股関節、膝がきちんと伸びた真っ直ぐな脚ではなかったので太ももの前や外側の筋肉が硬くなってしまっているために太く見えてしまっていたので足首の捻れ、股関節、膝の噛み合わせなどを調整しました。 脚が真っ直ぐに伸ばせるようになると筋肉の余計な緊張もなくなり、太ももの筋肉のバランスが整って前や外側の膨らみが引き締まって細くなりました。

ふくらはぎが太く見えてしまっているというケースでも下腿の捻れが見られました。 また、靴下を履くと靴下の跡が付いてしまうくらいむくみがひどいということでしたので、下腿の捻れの改善と足首の関節がスムーズに動くように調整していきました。 それだけで外に張り出していたのがなくなり、むくみが改善したことで足首も細く引き締まったようになりふくらはぎ全体を見てみると細くなりました。

シェイプアップのためのトレーニングも原因別でいろいろアプローチを考えてみることが必要です。