整体やマッサージに行っても腰痛が治らない理由
今回は整体やマッサージに行っても筋肉が硬いと言われて腰の張りが全然良くならないという相談。 骨などに異常はなく、医師から腰を伸ばすストレッチングや腹筋を鍛えることを勧められたが痛くてできないので整体やマッサージを受けてみたがその時は腰が軽くなった感じはするが完全に痛みが良くなったという感じはないとのこと。
骨などに異常がないのに腰が痛いという場合、痛みの原因は身体のバランスの崩れです。 身体の前面と後面の筋肉の緊張度のバランスが50：50から崩れてしまったために体幹が捻じれたり傾いた結果、腰に大きなストレスがかかって痛くなったということです。
腰が痛いという場合、腰の筋肉が硬くなってしまっているのでマッサージしたり揉んだり押したりすればとりあえず代謝物や老廃物は流せますが、腰の筋肉の緊張をゆるめただけでは全身のバランスの崩れは直りません。 なので一時的には軽くなっても根本的には良くならないのです。
整体で身体の捻じれや傾きなどを直してもらえば身体のバランスは戻りますが、いつも捻じれたり傾いた状態で立つ癖を直さないままベッドから立ち上がれば、いつもの崩れた姿勢に戻ってしまいます。 なので効果が長続きしません。
筋肉の緊張度のバランスの崩れが姿勢の崩れを招き、その影響で腰が痛くなったのですから、問題を解決するには筋肉の緊張をゆるめて全身の筋肉の緊張度を50：50のバランスに戻すことです。
首や肩甲骨、骨盤、股関節、膝、足首などいろんな骨や関節がスムーズに動かせるようになると姿勢や身体のバランスも整い、立ち上がったり歩いてみても楽に身体を動かすことができます。
身体の根本から戻していくのでトレーニング後から数日間良い状態が続きます。 軽い身体で動き続けることで血液やリンパの循環も良い状態を維持できますし、関節を動かすことで筋肉も収縮-膨張を繰り返すので膨らみや弾力も維持できます。
筋肉の緊張度のバランスがとれたところでしゃがむ-立つ、歩くなど身体を動かすことで自然とバランスのとれた身体になっていきます。
