筋肉を柔らかくするのにマッサージは必要ない

体が硬い、筋肉が硬くなった時にトレーニングをしようなんて思う人はほとんどいないでしょう。 普通の発想はマッサージに行って筋肉を解してもらうといったところでしょう。

筋肉が鉄板のように硬くなっている人はソフトなマッサージでは物足りませんから、「もっと強く押して」、「もっとしっかり揉んで」とどんどん強い刺激を求めます。 しかし筋肉は強く押したり揉んだりすると柔らかくなるどころか余計に硬くなってしまいます。 強い刺激を求める限り筋肉が柔らかくなることはないでしょう。

クライアントさんの中には体が硬くなるとマッサージに行っていたけれどトレーニングを始めてから筋肉を柔らかくするならマッサージよりもトレーニングをすることだということがわかってきたという方もいます。

トレーニングを始めてからマッサージに行くことがあったそうです。 その時もいつもやってもらっているのと同じ強さで押したり揉んでもらったところ、気持ち良いどころかやっている最中から痛みを感じたり、翌日には筋肉痛のような痛みが出て気持ち良くないと感じるようになってきたそうです。

マッサージに行くよりもトレーニングで筋肉を使うことで硬くなった筋肉を緩める、しなやかに体を動かして姿勢を整える方が気持ち良いし、筋肉の柔らかさが何日も続くので体が軽いということがわかったそうで家でもゴロゴロしないで簡単にできる体操などを行っているそうです。 そのおかげで筋肉の弾力、柔軟性はどんどん改善してきています。

トレーニングではシンプルで簡単な体操やエクササイズしか行いません。 ですが、ちょっとしたポイントを押さえてやるか、いい加減にやってしまうかで同じことをやってもやった後の変化が違うということを感じているようです。 ただ体操やトレーニングをするだけでは筋肉は柔らかくなりません。 ちゃんとやるかどうかが大切です。

ですがそのポイントは本やネットには書かれていません。 それはトレーニングを受けた人だけしか知ること、感じることができません。

マッサージでは根本的な筋肉の柔軟性を改善することは困難です。 トレーニングをすることで確実に変化を感じることができます。