岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

硬い筋肉を一生懸命鍛えてもなかなか筋肉は付かない

筋トレをすれば筋肉が付くと思っている人は多いようですが、負荷をかけてトレーニングすれば必ず筋肉が付くとは限りません。

「筋トレをしているのになかなか筋肉が付かないんです」という相談もよくきます。 どのトレーニング本を読んでも「筋肉を大きくするためには10回がギリギリできる重さで3セットやりましょう」ということが書かれています。 こうすれば良いという答えはわかっているのに結果が出ない・・・ということはいろいろな問題があるわけです。

レーニングのやり方自体に問題があるということもありますが、ちょっと考え方を変えてみると面白い反応が見られます。

レーニングをしているのに筋肉が付かないと相談に来る人の筋肉をチェックしてみると硬い人ばかりです。 筋肉が硬いということは伸び縮みが大きくできませんから、大きな力は出ません。 自分では限界までやっているつもりでも軽い負荷のトレーニングにしかなっていないので、いくらトレーニングしても筋肉が付きません。

硬い筋肉の人でも全身を大きく動かして筋肉に酸素を送ったり血流を良くすることで萎んで硬くなっていた筋肉が膨らんで大きくなります。 それだけではなく柔らかくなって伸び縮みが大きくできるようになり、楽に大きな力を出せるようになり筋力も上がります。

パーソナルトレーニングではボディビルのような限界まで追い込むようなきついトレーニングはやっていません。 姿勢や体のバランスが崩れないようにしながら楽に重りを動かすということを意識したものばかりです。 そんなトレーニングでも筋肉を使うことで筋肉はどんどん良い状態になっていきます。 それを1ヶ月、2ヶ月と続けていくと体の変化がきちんと見られます。

年配のクライアントさんもいますが、歳を重ねていても週に1回のトレーニングで背中、腰、お尻の筋肉がしっかりしてきて猫背姿勢が自然に胸が張れた良い姿勢になったり、ドライバーの飛距離が伸びたり、ヒップアップしてたるみが引き締まったなど確実に体が変わっています。

限界ギリギリまで追い込むようなきついトレーニングをしないと筋肉が大きくならないわけではありません。 硬い筋肉の人はまずは緩めて弾力のある柔らかい筋肉にしないと頑張ってトレーニングしても結果には結びつきません。