岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

「膝が痛くて床に座った状態から立ち上がるのが不安です。」という相談

普通の立ち上がり方は筋力に頼りますから、年配の方、筋力の衰えを感じている人がそういう立ち上がり方をするには筋肉を鍛える必要があるでしょう。 ですが、よく考えないといけないのは筋力を高めるためには筋肉の量を増やさないといけないということです。 残念ながら楽に筋肉を増やす方法はありません。 きつい、辛い筋トレを週に2回は行い最低でも3ヶ月続ける必要がありますし、やめればすぐに落ちていきますからずっと続けないといけません。 筋力がない人が床から立ち上がるために必要なだけの筋力を手にいれるにはそれなりの労力と時間が必要だということです。

普通の立ち上がり方をすれば・・・ということは、違う立ち上がり方があるということです。 それは『回転』を使って立ち上がっていきます。 これは筋力に頼った立ち上がり方とは違って筋力がないならもっと小さな力で体を持ち上げていくという体の使い方です。

実際に変形性膝関節症で床から立ち上がるのが辛いという人にこれを毎日の生活の中で実践していただいたところ不安なく楽に立ち上がれるようになったそうです。

この体の使い方は立ち上がるのが楽になるだけではなく床に腰かけていく場面でも使えます。

筋力がないから筋力を高めるというのも間違ってはいませんが、筋力を高めるための手間暇を考えるとちょっとした体の使い方を工夫する方が結果もすぐに出るので効率的です。