体が疲れている時にトレーニングをしてもいいの?
季節の変わり目になると、「今日はあまり体調が良くないからトレーニングを休もうか迷いました。」と相談してくる人が増えています。
風邪をひいたり、熱が出たりした場合はトレーニングを休んで安静にしていただきますが、疲れていて体が重い、だるい感じがする時は体を動かしておいた方が良いと思います。
運動、トレーニングをするといっても筋肉を鍛えるようなトレーニングではなく、呼吸を繰り返す、硬くなっている筋肉を緩める、血液の循環を改善するようなトレーニングです。
呼吸によって自律神経のバランスも整いますし、体幹の筋肉の緊張も緩んで首・首筋、背中、腰といった筋肉の疲労も軽くなります。 骨盤や肩甲骨を動かす体操、前屈運動、股割り、屈伸のような体操で骨や関節の動きや可動域を改善したり筋肉のポンプ作用で血液の循環を良くしていくと疲れもとれて体が楽になってきます。 トレーニングが終わった頃には姿勢や体のバランスも整って、来たときよりも体が軽くなるので、「トレーニングやって良かった」と言って軽い足取りで帰っていかれます。
ちょっと疲れている時こそ体を良い状態にするために体を動かしてみてはどうでしょうか。