岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

猫のポーズをすると姿勢が良くなったり肩こりが良くなる?

猫のポーズという拮抗筋を意識したストレッチをすると肩こりが良くなったり姿勢が良くなるとテレビでやっていたようです。

四つ這いになっておなかに力を入れておへそをへこませ、息を吐きながら背中を動かして骨盤を起こして背骨を丸め、今度は息を吸いながら背中を反らせて目線を少し上に向ける動きを1日10セット行うそうです。

猫背の場合、腹筋は縮んで硬くなり、背中の筋肉は伸びて硬くなっています。 縮んで硬くなっている筋肉は伸ばし、伸びて硬くなっている筋肉は縮めて元の長さに戻す必要がありますから、体の前後の筋肉を交互に伸び縮みさせて筋のバランスを整えたいのでしょうが体の硬い人にはこれは難しいでしょうね。

猫背で肩こりという人からの相談も多いですが、一番手っ取り早い方法は肩甲骨の位置を直すことでしょうね。 肩を適切な位置に修正して軽くポンポンと上下させて筋肉の緊張を緩めていくだけですが、それだけで体の前後の筋肉の緊張のバランスも整って姿勢も良くなりますし、肩こりも改善します。

ほとんどの人が肩の本来の位置、肩甲骨の自然な動きを知らないので勘違いした動かし方をするので問題が解決しないだけです。

背骨を丸めたり伸ばしたりするような運動は体を緩めた後の仕上げにイスに座った状態でを入れますが、お腹に力を入れなくても重力を活用すれば背中を丸めるのは簡単にできますし、背骨を伸ばす動きもみぞおち、肋骨、胸郭、剣状突起のうちその人が一番意識がしやすいところにポイントを置いて呼吸に合わせてやばスムーズに行えます。 なにより筋肉の余計な緊張をさせなくて済むので体幹の筋肉の緊張を簡単に緩められますし、筋のバランスも整えられます。

本来あるべき自然な位置に戻す、動くものを動くように動かす。 難しいことをしようとしなくても肩こりや姿勢を改善したいならそれだけで良くなります。