歩きはじめに膝が痛い。改善するにはどうすればいい？

今回は歩きはじめようとした時に膝が痛いという相談。

こういった場合、脚が真っ直ぐ伸ばせない、歩き方に問題があるといったことが考えられます。

身体の状態をチェックしてみると、
・猫背
・Ｏ脚
といった崩れが見られました。

それ以外にも、
・体幹の捻じれ
・腕の捻じれ（巻き肩）
・足のアーチの低下（扁平足）
など全身の捻じれや傾きといった崩れが見られました。

筋肉の状態をチェックしてみても全身が緊張して硬くなっていました。
歩き方も脚を前に出して歩いていました。

そもそもの原因は脚が真っ直ぐ伸ばせていないことですから、問題を解決するには全身の筋肉の緊張をゆるめてバランスよく立てるように戻すことです。
腕がリラックスし、肩甲骨が十分に動けば体幹の筋肉の緊張もなくなって捻じれや傾きといった崩れもなくなります。
体幹のバランスが良くなればそれを支える脚の捻じれなども改善されます。

後はしゃがむー立つ運動で二本脚できちんと立つ感覚を身につければリラックスして立てるようになります。

リラックスしてバランスよく立てるようになれば歩き方をいろいろ考えなくても前に進もうと思うだけで楽に歩けるようになります。
楽に歩ければ自然と体を動かすようになって家の中でも動いている時間が増えると共に歩きはじめの痛みも軽減、改善されました。

歩き方を直す前に立ち方から直すことが大切です。