岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

頻尿を抑える薬を飲むようになってから体調が良くない

頻尿(過活動膀胱)で悩まれていて病院へ行ったところ、膀胱の活動を抑える薬を出されたがそれを飲むと全身の倦怠感、脚がふらついて歩けない、夜も眠れないという相談を受けました。

医師ではないので症状の治療はできませんが、起きている現象を抑えようとしても違うどこかにまた違ったところに不調が出るだけなので「どうしてそのような症状が起こるのか?」という原因から考えて問題を改善するアプローチを試してみました。

そこで身体調整で全身の筋肉の緊張を緩めたり、リンパなどの体液の循環も改善していくアプローチで変化を見てみました。

調整前はお腹がパンパンに張っていることを訴えていましたが、首や背中、腰の筋肉も緊張で硬くなっていましたし、脚もむくんでいるような感じで重く筋肉も緊張で硬くなっていました。 全身の筋肉の緊張を緩めるとお腹の張り、苦しさもなくなって体が軽くなって楽になったようでした。

1週間後のトレーニングの時にはパンパンに張っていたお腹も自然なところまで萎んでスッキリしていました。 先日のトレーニング後の変化について伺ってみると、それから調子が悪くなることもなく、夜もよく眠れるようになったようです。

今回は特に『体液の循環』の改善をポイントにやってみました。 膀胱は泌尿器ですが細胞でできていて、それが正常に働けば問題は起きないはずですが、問題が起きているということは全ての細胞が正常に働いていない、細胞が仕事をサボっているという風にも考えられます。

それを解決するには細胞にきちんと仕事をさせる、つまり100%活性化することが必要になります。 細胞が活性化するために何が必要なのか考えてみると『全ての細胞に酸素と栄養を行き届かせること、CO2と老廃物を排出すること』ということになります。

酸素と栄養を行き届かせるのは『血流』です。 血液を全身に行き渡せるためにはポンプが必要です。 それは「筋肉」の役割です。 戻りがどこかで停滞することが自律神経のバランスを崩し不快な症状を引き起こすと考えられます。 ちなみに、交感神経が優位になると臓器の働きません。

そういうことで全身の体液の循環を良くしてあげれば臓器の問題も解決するのではないかということになったわけです。 今回のケースで改めて身体を整えることの大切さ、体を緩めることの有効性を感じました。