岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

筋肉は伸び縮みするのではなく縮んで戻るもの

今まで筋肉は伸び縮みするものというイメージを持っていましたが、先日の勉強会から「筋肉は縮む→元の長さに戻る」ものというイメージに変わりました。

そこで指導でもトレーニングのやり方も少し変えてみました。 シェイプアップ目的でトレーニングしている方は体が硬く、前屈が苦手でした。 ジムにあるレッグエクステンション、レッグカールというマシンで筋肉を「縮める→緩める」というイメージで20回ずつ数セットやってみたところ筋肉の柔軟性、弾力が改善して膝を曲げないと前屈できなかったのが膝を伸ばして楽に手が床につくようになりました。 他のマシンで上半身も同じように動かしてみると全身の筋肉が柔らかくなり、姿勢が良くなりウエスト、太ももがスッキリして見えるようになりました。

O脚で脚が真っ直ぐ伸ばせないひざ痛で悩んでいる方にも同じようにレッグエクステンション、レッグカールを使ってトレーニングをすると筋肉が緊張して硬くなっていたのが柔らかくなって脚が真っ直ぐに伸ばせるようになりました。 もちろん膝の痛みを感じるようなこともありません。

筋肉を鍛えるトレーニングでは重りを上げる時はもちろん、戻す時も力を抜かずにゆっくりやらないといけないと言われていますが、そうすると筋肉に緊張を残ったままになってしまいますが、このトレーニングだと戻す時に筋肉を緩めるので筋肉の緊張は残りませんからトレーニングをしても柔らかくなります。 それだけでなく筋肉が膨らんで弾力のある筋肉にもなります。

こういうトレーニングだと筋肉の長さを元に戻すためにトレーニング後にクールダウンでストレッチングをしたりする必要もないのでトレーニングが短時間で効率良く、しかも効果的に行えますね。