岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

腹筋運動が100回できても姿勢は良くならない

ジムで腹筋運動をやっている人の多くは「腹筋が強くなれば姿勢が良くなる」という考え方で「姿勢を良くするためにどのような腹筋運動をするか」まで考えてやっているような人はほとんどいませんね。

姿勢の崩れの原因を「筋力のバランスの崩れ」と思って腹筋を鍛えてバランスを取ろうとしているのでしょうが、腹筋を100回やったとして背筋は何回、脇腹を鍛えるエクササイズを何回やれば体のバランスがきちんと整うのかが具体的にあればよいのでしょうが、明記されたものはありませんし、仰向けに寝ていくら腹筋をやったところで立った時には何の役にも立ちません。 良い姿勢でいるために必要なのは筋肉のバランス、中でも「緊張のバランス」です。

筋肉の緊張のバランスを揃えれば姿勢は整うわけですから、個人的には「筋肉の緊張を緩めて緊張の最も少ないところで揃える」ことが最もバランスが整えやすいように感じます。

姿勢の崩れが原因で様々な不調や悩みを抱えている人がきますが、このどちらかで姿勢は簡単に整います。 しかも整体やカイロプラクティックのように無理にその姿勢に矯正するとすぐに姿勢が崩れてしまいますが、元々の自然な姿勢に戻しているだけですから悪くなるようなことをしなければ効果はずっと良い姿勢が続きます。

仰向けに寝て腹筋を鍛えても立った姿勢には何の役にも立ちませんが、立った状態で体の360°を均等に使うようなエクササイズを行っても全身の筋肉の緊張のバランスを整えることができます。

そのために使えるのがショルダープレスのプレスの部分だけを使うエクササイズです。 トレーニングでもよく使いますが、姿勢や体のバランスが整います。

姿勢を整えるためにそんなきついこと、ハードな筋トレは必要ないということです。