腕があげにくいのは筋力が弱いから?筋肉が衰えたから?
何かがやりにくいという時に多いのは、筋肉が弱いということではなく、“動作のやり方”に原因があるものです。
腕が肩より上に挙げにくいということだったので挙げ方を見せてもらうと挙げにくいやり方でやっていました。 そういうことだったので腕を肩より上に挙げる適切な動かし方をアドバイスしてあげるとそれだけで楽にできるようになりました。
そしてそういう動作を繰り返しているとどんどん筋肉の緊張が緩むので、やっているうちに可動域も広がっていきました。 やればやるほど良くなるので驚いていましたが、骨や関節に問題がなければ関節本来の適切な動かし方をすれば筋肉が余計な緊張を起こすこともありませんから、短時間でもそれなりに可動域の改善が出るのは自然なことです。
何かがやりにくいという時には筋肉の衰えや柔軟性の低下を疑う前に、適切な動かし方でできているかを見直してみることをお勧めします。