内転筋を鍛えなくても股関節をスムーズに動かせば脚は真っ直ぐに伸ばせるようになる

内転筋が弱いからO脚になるなんてことはほとんどありません。 O脚に見えてしまうのは日頃O脚になるように脚を使う癖が原因で“筋肉の緊張のバランスが崩れてしまっている”からです。 筋肉を鍛えなくても緊張のバランスを整えれば脚は真っ直ぐに直ります。

O脚の人に多いのが股関節がスムーズに動かせないというものです。 その悪くなっている股関節の動きを元の良い状態に戻していくと脚のねじれも直ります。

股関節をスムーズに動かすために大きな力は必要ありません。 股関節が楽に、スムーズに動くようになると動かすのに余計な力はいらない、筋肉の緊張がどんどんゆるんでいくのがわかります。 そうすると太ももの360°の筋肉の緊張が均等にゆるい状態になり脚のねじれが直って膝がきちんと伸ばせるようになります。

脚が真っ直ぐになると立った時に脚が長くなって身長が伸びたような感じがします。 当然姿勢も良くなります。 楽に立てるのはもちろん、歩きも軽くなります。

いつも股関節の良い可動性を維持しておくことはとても重要ということ、そのために大きな筋肉、強い筋力は必要ないということです。