岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

筋トレは嫌いだけど基礎代謝を上げてスタイルも良くしたいなら体をゆるめて整えればいい

「年を取ると筋肉が落ちてきて代謝も落ちるから筋トレをした方が良い」、「筋トレをやってもそう簡単にムキムキにはならない」、「女優さんやモデルさんでもスタイルが良い人はみんな筋トレをしている」とよく言われます。 それに間違いはありません。 何もしないと年齢と共に筋肉は落ちていきます。筋肉量が少なくなれば基礎代謝も下がります。筋トレをちょっとやったくらいで簡単にムキムキになるようなことはありません。 スタイルを作るにはトレーニングは効果的です。

運動をしない女性に聞いてみると筋トレというとバーベルやダンベルのような大きな重りで筋肉痛になるくらいまでやるようなイメージなので筋トレ嫌いという人も少なくありません。 健康のため、スタイルを良くするためと思っていても実際に筋肉を大きくするようなトレーニングのきつさ翌日の筋肉痛の辛さを体験するとそんなことをもう1回やりに行こうとはならないのが普通です。 どんなに正しいことでもきついこと、苦しいこと、辛いことは拒否反応が出るということです。

基礎代謝=筋肉量、脂肪燃焼=エネルギー消費アップという考え方をしてしまうと筋トレで鍛えるという発想にしかなりませんが、ちょっと視点を変えてみると必ずしも目的を達成するための方法はウェイトトレーニングとはなりません。

筋肉量が減れば基礎代謝は落ちますが、筋肉を鍛えないから落ちるのではなく“動かさない”からです。 そこまでの筋肥大を求めないなら自分の手脚や体幹を動かす、体操のような運動で筋のポンプ機能を使って全身の血液の流れを良くすると筋肉は膨らみ弾力性も出てきます。 体はゆるんで姿勢も良くなります。 するとウエストは細くなりヒップアップする、筋肉の緊張のバランスが整って脚が綺麗な真っ直ぐになって引き締まった感じになりスタイルも良くなります。 血液の流れが良くなると体も温まり体温が上がります。 体温を維持することも代謝を高い状態で維持する上で重要なポイントです。

効果は3日〜1週間は続きますので週に何度もトレーニングする必要もありません。 毎日気をつけることはいつも良い姿勢を維持すること、あとは体が冷えないように気をつけるだけです。

筋肉をしっかり付けたいというのであれば筋トレをしっかりやればいいと思います。 弾力のある筋肉で姿勢も良くなった頃には自分の体重も楽に扱えるようになっているでしょうから、エクササイズの適切な体の動かし方をきちんと教わればそれなりの重さでも楽に持ち上げられるでしょうし、さらにスタイルも良くなっていくでしょう。