岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

体温を上げるトレーニングをしていると体重も減って体型も良くなっていく

体重を減らす、体脂肪を減らすというと一般的に言われているのは“筋トレで筋肉を鍛えて基礎代謝をアップさせる”です。 フィットネスクラブで働いていた頃から15年近く経っても未だにこれが言われ続けています。 それならやった結果はどうなのかというと筋トレが辛い、翌日の筋肉痛が辛くて続かない、やってはいるが筋肉が大きくなるようなトレーニングをきちんとできていないために体重も減らないし体型も変わらないというのがほとんどです。

筋肉が増えれば基礎代謝は確かに増えますが、1kg増えたから何を食べても体重が増えなくなるのかというとそんなことはありません。 微々たるものです。 微々たるものでも1年くらい積み重ねれば大きくなりますが、筋トレで筋肉を増やして基礎代謝を上げたのなら筋トレを続けないと維持できない、やめてしまえばすぐに下がってしまうということです。 ちゃんとやるのも難しいし続けるのも大変、理屈的には正しくても結果を出すのは難しいということです。 それならもう他に手はないのかというとそういうわけでもありません。

運動をしても体重が減らない、体脂肪が減らないと相談に来る人の体温を聞いてみると平熱が36℃ないという人がほとんどです。 代謝が悪く、むくみや冷え症、便秘といった悩みも抱えています。 「体温を上げるためのトレーニングをして代謝機能を取り戻す」ということをやってみるということです。

シェイプアップ目的でトレーニングを見ている人がいて毎朝の体温と体重を必ずチェックしてもらうようにしていますが、最近は体温が上がってきているそうです。 食事はたくさん食べ過ぎないことを気をつけているくらいで特に厳しいカロリー制限や食事制限をしているわけではありません。 外食もするし、間食で時々甘いものを食べても体重が増えることもないし、食べたのに体重が減ることもあります。 体型も変わってきて久しぶりに会った人に「痩せたね」と言われたり、鏡で自分のスタイルを見てもウエストや太ももが細くなってきたということを実感しているようです。

ウェイトトレーニングのような筋トレはほとんどやっていません。 呼吸に合わせて楽にスムーズに腕や脚、体を動かして筋肉のポンプを使って酸素や栄養を全身に行き渡るようにしているくらいです。 息が上がるようなこともありませんし、汗がたくさん出るようなこともありませんが、体を動かしていると体温が上がって体が温まってくるのは感じます。 トレーニングをしているのに結果が出ない人は汗をかくからエネルギーをたくさん消費したり、代謝が良くなる、体脂肪を燃やすような勘違いをしている人も多いですがそんなことはありません。 汗が出なくてもきちんと血液の流れを良くして全身に栄養を行き届くようにしてあげればエネルギーを生み出して体温が上がって代謝機能が正常に働き、むくみや便秘といった症状も解消されます。 日頃も筋肉を鍛えるような運動は必要なく、いつも良い姿勢で体が冷えないように気をつけるだけです。 こういうことをきちんとやるだけでも余計なものをきちんと排出し、必要な栄養が全身にきちんと行き届くわけですから食事を制限しなくても体重が減るし、体型も変わってきます。

体を整えるということは姿勢はもちろんですが体の機能を正常に働かせることも含んでいます。 体の自然な状態を取り戻していけばきついこと、苦しいことをしなくても結果は出るものです。