岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#96 身体を整えるトレーニングを学んできました 2

レーニングの勉強のために大阪へ行ってきました。

2ヶ月前に魚住先生から「速筋線維を快で刺激する魚住方式のトレーニング」を教わり健康なカラダづくり、シェイプアップしてスタイルを良くする、腰痛、ひざ痛、肩こりなど様々な目的の方に試しています。 息も上がらない、汗もダラダラかかない、辛さや苦しさ、きつさもないのに冷え性やむくみが改善した、1ヶ月程度で体脂肪減少、ウエストや太ももが引き締まってスタイルアップしたという方もいますし、肩こりや腰痛、ひざ痛も改善してきたなど、どの目的に対しても非常に良い結果が見られています。

指導をしている中で疑問が出てきたので魚住先生にアドバイスをいただいてきました。 自分の中で一番しっくり来ていない部分が思ったような結果が見られないことの原因でした。

⚪︎スピード、速さの勘違い

速筋線維を快で刺激するためにスピードを利用するのですが、スピードを出そう、速くやろうと意識すると余計に力んでしまいます。 そういうやり方だと途端にきつさ、苦しさが出て息が上がってしまいます。 スピード、速さとは言っても速筋線維を刺激するようなスピードであれば十分でMAXでやる必要はないということです。 その点に関して細かく分解して説明していただいたおかげでスピード、速さに関する勘違いが解決されました。 理解が深まった上でやってみると少しテンポが遅くても止まらないようにすることに気をつけて20回程度やるだけでも筋肉が膨らみ、弾力性が出てきました。

⚪︎鼻呼吸をきちんとやることの大切さ

腹筋運動がうまくいかないケースについて質問させていただきましたが、“鼻呼吸”の感覚がわかっていない、きちんとできていないことが原因でした。

鼻呼吸をきちんと行うと下腹まで自然に使われます。 今回は速さではなく鼻呼吸をきちんとやることを意識して行いましたが手足を一緒に使うだけで息の吸いやすさ、吐きやすさが全然違います。 鼻呼吸がきちんとできるようになると一生懸命腹筋を動かそうとしなくても自然に腹筋が動いている、使われていることを感じられるようになりました。 数十回終わった頃にはウエストの引き締まり感、姿勢が良くなったことがわかります。

⚪︎ポジションの重要性

快で刺激するためには速く動かしやすい状況、環境を作ってあげることの重要性を改めて感じました。 立つのか、座るならどれくらいの高さにするのか、床で行うにしてもどのような態勢でやるとやりやすいのか、下肢の運動なら相手が動かすのに不安がない、動かしやすい膝の高さ、位置なのかどうかポジションについて意識が足りませんでした。 実際にやってみてもほんの少しの台の高さの違いでも動かしやすさを感じました。 こういう当たり前のことをさりげなくできるようになりたいものです。

⚪︎片側性と両側性

手脚を動かす運動を両側性でやった時にうまくいかないケースが多かったので進め方について質問してみましたが、両側性の運動は意識が2つになるのでなかなか難しい、うまくいかない時は片側性の運動でやって、そして両側性の運動でやっていくよう進め方の方が相手もやりやすいというアドバイスをいただきました。 自分でやってみても特に腕や脚の運動は両側同時にやるよりも片側ずつからやってみる方が良い感覚が得られましたし、それから両方同時にやってもやりにくさを感じることなくスムーズにできていると感じられました。

⚪︎誘導、サポート

動きがうまくできない人のサポートに関してずっとサポートし続けるのが良いのか、自分でやってもらう方が良いのか自分の中で明確な答えが持てずにいましたが、良い動きでやった回数を増やしていくことが大切なのでサポートをきちんとやる、相手に良い感覚を掴んでもらいやすい手の当て方、声のかけ方(回数のカウント)を工夫することの重要性を感じました。

肩の緊張が強い方、股関節の動きが硬い方にはどういったものをやることが重要なのかということも細かくアドバイスいただき、トレーニングを進めていく上での疑問も解消できました。 教わったことを早速実践し、結果が今までとどれくらい変わってくるのか見ていこうと思います。