岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#108 身体を整えるトレーニングについて学んできました 8

日頃のトレーニング指導について見直すために大阪の魚住先生のラボへ伺って前回の個人教授で修正、アドバイスいただいてことがきちんとできているのかチェックしていただきました。

手の当て方、誘導、サポート

レーニング指導では誘導、サポートに尽きると最近では強く感じます。 ほぼ毎月自分の誘導、サポートをチェックしていただいていることもあり、自分でもうまく誘導、サポートができたと感じるものでは結果もついてくるようになってきました。

それでも誘導していてスムーズに動いていないと感じることや緊張が取りきれていないと感じることが時々あります。 そういう場合、ほとんどが誘導、サポート、ポジションのどれかに問題があります。

いつもの個人教授では先生の誘導、サポートを受けて動いてみて自分がやっている誘導、サポートの違いを実感し、そのイメージを参考にして帰って再び実践するという形でしたが、そうすると細かい手の当て方、動かし方、動かす方向といったところまで掴みきれずにいたところがありました。 今回は動きの誘導、サポートのやり方を見せていただくだけでなく、その場で実践する機会に恵まれました。 実際にやってみると同じようにやっているつもりでも骨や靭帯を的確に捉える手の当て方、筋肉の走行方向や動きをイメージした誘導など細かな部分で大きな違いがありましたが、その場ですぐに修正、アドバイスをしていただけたので良いイメージが掴めたように思います。 良い結果を引き出すには指先、手のひらまで神経を使って誘導しないといけないのだと改めて感じました。

道具の使い方

快で体を動かしてもらうためにはポジションが大事になります。 楽なポジションで体を動かしていただけるようにクッションなどを使ってポジション作りは工夫しているつもりでしたが、脚の乗せ方、乗せる位置、硬さの選択など対象者の状態に合わせた細かな配慮が足りない部分がいくつもありました。

そのほかにも体をゆるめるために金属板を使っていますが、姿勢が崩れている方の足裏の安定を引き出すことにも使えたり、当てる位置を変えることで鼻呼吸がさらにやりやすくなるなどまだまだ有効な使い方がありました。

強化のためのトレーニン

魚住方式のトレーニングで体をゆるめるというのは上手くいくケースが増えてきましたが、速筋線維を刺激するので体づくりのためのトレーニングという面での反応が自分としてはもう少しのような気がしていたので体づくりのためのトレーニングとしてやっていることをチェックしていただきました。

上半身では二関節筋へのアプローチをほとんどの人にやってもらっていましたが、以前のアプローチではうまくいかない、合わない方もいて、うまくいっていない方の中にはそのケースに当てはまる方がいました。

今回新たにそういった方にも有効なアプローチを教わりました。 腕をスムーズに動かして胸や背中、肩の筋肉を刺激していくものを教わりました。楽な動きなのに20回ほど繰り返すだけで低酸素状態になることで筋肉がパンプアップして体型が変わってしまいます。

以前やっていたもの二関節筋のアプローチもトレーニングを段階的に進めることや細かい動き手順、動かし方などさらに良い効果を出すためのアドバイスをいただきました。

体幹では今までやっていたものをうまく繋げて腹背筋をスムーズにトレーニングしていく流れを教わりました。

下半身は至適伸張速度を利用した速筋線維を刺激するトレーニングのやり方を見直しました。 動きが早すぎたり、遅すぎたりせず適切なタイミングで行えているか、相手に良い感覚でやってもらうためのサポート、相手の手の活用法など細かなところを修正していただきました。

他にも関節可動域の制限、脚長差がある人にどういった態勢でどのようにトレーニングをさせたら良いのか悩んでいましたが、座るのがダメなら脚長差を埋めて立たせれば良い、しゃがんだり立ち上がったりというような動きが難しくても他に脚の筋肉を刺激できる有効な方法があるということに気がついていませんでした。

新たな課題

今回強く感じたのは教わったものはできているが、そこから“こういうことをやってみた”というちょっとした応用です。 教わるものは現場で使える、結果が出るものばかりですがそれをただやるだけにならないように自分なりに少しずつでも見つけていければと思います。