岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

体が硬いのは筋肉だけの責任ではない。だからストレッチングをしても筋肉が柔らかくならない

ジムで体が硬いという人が一生懸命ストレッチングで筋肉を伸ばして柔らかくしようとしている光景をよく目にします。

体が硬いというと筋肉が硬いというのがすぐに思い浮かびます。たしかに筋肉も硬くなっていますが筋肉以外にも硬くなっています。その1つが筋膜です。最近はジムで専用の道具を使って筋膜リリースをしている人もたくさん見かけますが、筋膜が硬くなっても筋肉は硬くなります。筋膜リリースをすると筋肉も柔らかくなるというのは筋肉の上の層にある筋膜が良い状態に戻ればその下の層にある筋肉も良い状態になると考えることもできます。

筋膜の緊張を取るというと世間では筋膜リリースですが、それ以外にもやり方はあります。先日、腰が固まってしまって立ったりしゃがんだりすると腰に痛みが出るという方にその方法を試してみると腰の固まった感じがなくなり楽に動かせるようになり、しゃがんだり立ったりしても痛みが出なくなりました。体に触ることもなく、ある道具を使って筋膜を良い状態に戻したのですが痛くて困っていたのが簡単に治ってしまって驚かれていました。

その方にも膝に違和感を覚えたという方にも同じようにやってみたところ筋肉が膨らんで弾力が戻り、立ってみても脚が真っ直ぐに伸びた感じがして違和感もなくなりました。

体が硬くなっている時は筋肉以外にも硬くなっているものがあると考えてみるとヒトの体の一番表面にある皮膚も筋肉が硬くなっている時にはパンパンに張っています。

デスクワークをしていて肩こりに悩んでいるという方に皮膚の緊張をゆるめることをしてみると肩こりが解消されました。

硬くなっている筋肉を柔らかい状態に戻すために筋肉を伸ばしたりするという発想も間違ってはいませんが、体の繋がりを考えると一番難しいやり方です。

ストレッチングも何十年も前のアプローチですし、今は筋肉以外の部分にアプローチしてもっと効率的で効果的に体をゆるめる方法があるんです。