岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#123 ランニング指導、身体を整えるトレーニング指導について学んできました

先月のランニングの勉強会に参加できなかったのでランニング指導について大阪へ学びに行ってきました。

ちょうど先週岡山マラソンが開催され、トレーニングを見ている市民ランナーの方も参加されましたが、大会に参加されると今回よりももっと良いタイム走りたいという仰います。 そうすると目標タイムをクリアするために、今よりランニングスピードを上げるために何をしないといけないのかということを考える必要があります。

例えば1秒で3歩のピッチで1歩のストライドが1mで42.195kmを走ってみたらどれくらいの時間でゴールできるのかという計算式を立ててみると4時間を切ることができます。

そういった計算式に自分のタイムを入れて計算してみると自分の1歩のストライドがだいたいどれくらいなのかがわかります。 ストライドが5cm伸びるとタイムがどれだけ違うのかを計算してみると30分近く短縮できます。

つまり、タイムを良くするには1歩のストライド、特に5割〜6割の力で走った時のストライドを伸ばすことが必要ということになります。 そうすると走り込むことよりも速く走る、速い動きの練習が重要になってきます。そのためのトレーニングをいくつか教えていただくこともできました。

何も考えずにただ長い距離を走ったり筋トレをしてみたり、速い選手がやっていることをただ真似てもうまくいくかどうか保証がありませんが目標タイムを切るための課題、取り組むべきことを明確にすることでよりクリアすべき目標を具体化されましう。

そのためには走り方も重要ですが、立ち姿勢や歩きが走り方に大きく影響します。 姿勢が崩れて全身が緊張したような立ち姿勢の人は歩いても全身を緊張させて脚を前に出すような歩きになります。 走っても余計なエネルギーを使ってしまいます。 筋肉を動かすエネルギーが無くなると動かなくなります。 マラソンで脚が止まってしまうのは何かが足りないのではなくエネルギーを使い切ってしまったからです。 余計な筋肉の緊張を出さないで走ることはとても大切です。 筋肉の緊張を緩めるアプローチとしては皮膚テーピングやマッサージローラーを使う方法があります。 ちょっとしたことですが緊張が緩みまし、テーピングの効果でどんどん筋肉の状態が良くなってきます。

歩きでは片脚の支持、骨盤の滑り・前方移動の感覚を入力するアプローチを行なってから歩いてみましたが歩きのスムーズさが違います。 そこから軽く勢いをつけるとジョギングになってしまいます。 ブレーキ動作もないので気持ち良く前に進みます。

それ以外にも日頃の練習内容にも問題があるケースもあるのでそういったものを聞いておく必要があります。

その他にも魚住方式のトレーニングの指導についてもチェックしていただきました。

快の動きをどんどん積み重ねていって快の状態で終わりたいのに間延びしている、弾力が出るような動きになっているためトレーニング効果がそれほど見られないという問題がありました。 動きの繋ぎ、誘導の方向・やり方の細かなところに修正点がありました。先生の誘導で動いてみるとたった20回を1回通りやるだけでも筋肉の膨らみ方が自分が指導している時に見られる反応と比べると違います。

細かな点の課題はあるものの、少しずつ良い結果が見られていますのでこういった所を修正するとさらに良い結果が見られそうな期待が持てます。 先日学んだDNSを組み合わせた指導の進め方についてもアドバイスいただきましたが、組み合わせるとさらに良い結果が見られそうです。

久しぶりに個人での学びでしたが充実した時間になりました。