岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

長く歩く・走るとふくらはぎが痙攣を起こすのは筋力が弱いから?ミネラルが足りないから?

長い時間歩いたり走ったりしているとふくらはぎが攣りそうになる、攣ってしまうのはどうしてか?という尋ねられることがよくあります。

ほとんどの人は筋肉が減ったり筋力が衰えたかミネラルなどの栄養素が足りないからかということをまず思い浮かべるでしょうが、原因はふくらはぎの筋肉を動かすエネルギーが切れたからです。

ふくらはぎが攣るという人の歩きや走りに共通しているのが“足首”を意識的に使うようなことをしているということです。地面を蹴って体を前に進めようとする意識を持っているという人にこういったことがよく見られます。

足首を使うとふくらはぎの筋肉が使われます。筋肉を動かすエネルギーはそれほど多くありません。長い時間歩いたり走ったりするにはできるだけ筋肉を動かすエネルギーを長持ちさせる必要があります。それには意識的に筋肉を使うようなことをしないことです。

歩き方、走り方が原因でふくらはぎが攣るといった人は歩き方、走り方を直すことが最も効率の良い方法になります。実際、歩き方、走り方を直すだけで長い時間歩いたり走ったりしてもふくらはぎが攣らなくなったケースもあります。

何かをすると起きる問題は問題が起きる動作での体の使い方、動作のやり方を見直してみることです。