岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

太ももの緊張をゆるめれば真っ直ぐな綺麗な脚になれる

脚の形を綺麗にしたい、太ももを細くしたいという女性は年齢に関係なく多いようです。 脚の形を綺麗にするため、長く見せるための筋トレやストレッチング、マッサージの方法などはネットで検索してもたくさん見つかります。

しかし、どうして脚の形が綺麗に見えないのか、太ももが太く見えてしまうのかという原因から考えないで筋トレやストレッチング、マッサージをしても対処療法にしかならず、良い結果にはなりません。

基本的考え方としては、捻じれのない本来の自然な状態に戻せばその人の骨格に見合った自然な脚の形は取り戻せるはずです。

人体の筋肉の図を見ても太ももの前や外側が大きく張り出しりO脚やX脚のように捻じれているように書かれているものはありません。 ということは脚が太く見えたり、捻じれて見えるようなアブノーマルな状態からノーマルな体の状態に戻せば太ももは引き締まるし、脚の形も綺麗に見えるということです。

不自然な状態から本来の状態に戻すには筋肉の緊張をゆるめて筋肉の緊張度のバランスを整えることです。 脚の捻じれを改善するという目的であれば、股関節・膝・足首の周りの筋肉の緊張をゆるめてあげることが大事です。

実際の指導で行なっているのは脚をブラブラさせて股関節や膝の周りの筋肉の緊張をゆるめ、足首をトントンさせて脛やふくらはぎの緊張をゆるめるようなことです。 特に変わったことをするわけではありませんが、大事なのは脚に緊張が出ない、力が抜けた状態にしてこういった動きをすることです。 普通は脚を伸ばしてブラブラしますが、脚を伸ばしていると筋肉に緊張があるので動かしにくく、動かすのにどうしても力が入ってしまって筋肉の緊張をゆるめることができません。脚は伸ばすよりも軽く曲げた方が太ももの緊張がゆるんで動かしやすくなります。 脚の下にクッションを入れて脚が軽く曲がった状況を作ってあげてブラブラさせたり足首をトントンすると筋肉の緊張をゆるめやすくなります。

太ももやふくらはぎの筋肉の緊張がゆるむと脚が長くなった感覚が出てきます。 トレーニングをしているほとんどの人が動かした後にこの“脚が長くなった感覚”を実感しています。 この感覚を何度も繰り返しインプットしていくと自然に脚が綺麗に伸びるようになります。 そうすると太ももが引き締まってきます。 脚の捻じれもなくなると長くて綺麗な脚に見えるようになります。

筋肉は使っているように作られますから、長く綺麗な脚にしたいならそうなるように使ってあげることです。