岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

体温を36.5℃にするだけでいろんな機能が正常に働くようになる

体を冷やさない、温めるということはとても重要なことです。 正常な平熱は36.5℃と言われますが身体の不調で悩んでいる人のほとんどが体温が低く、36.0℃や35℃台という人もいます。

・36.5℃〜37℃:免疫力や代謝が正常に働く ・35.5℃:排泄機能が低下する−体内の酵素の働きが低下するため、胃や腸などの内臓の昨日も低下する。老廃物の排泄が滞ってアレルギー症状も現れる ・35.0℃:ガン細胞が増殖する−ガン細胞は血流の悪い低体温を好むため。 と言われています。

体温が1℃下がると ・免疫力は37%低下する ・代謝は12%低下する−低体温では1ヶ月で1〜2kg太る ・酵素の働きは50%低下する−栄養の消化やエネルギー産生力が衰える、活性酸素の除去作用も停滞する ・ミトコンドリアが働かない−エネルギーが産生できない とも言われています。

ヒトは多細胞生物で約37兆個の細胞でできているとも言われています。 骨や筋肉、内臓や血液なども細胞でできています。 それぞれの細胞が大事な役目を分担させて特殊なことができますが、逆に1つの細胞だけでは独り立ちできませんから力を合わせてヒトの体の中でいろいろなことをやっているということです。 また、不活性の細胞があると体に備わっている本来の機能が十分に働かなくなってしまい、健康な体を維持できなくなる可能性があります。

こういったことからもいつも体温が36.5℃はあることは健康な体を作るために非常に大切なことです。

クライアントさんで体温が上がってきたことで、 ⚪︎血圧が高かったのが元の数値に戻った ⚪︎体重が減ってきた ⚪︎普段の生活の中で体をよく動かすようになってきた ⚪︎便秘がなくなった などの変化が現れています。

一般的には体温を上げるには筋肉量を増やすことだと言われていますが、ハードな筋トレは一切やっていません。 筋肉の緊張をゆるめ、血液やリンパの循環を良くする、呼吸に合わせて気持ちの良い範囲で切り返しを利用して手脚や体を動かすようなことをしただけです。

あとは日常生活の中での冷えの対策をきちんと行い、入浴などで体温をきちんと上げることをするといったことを徹底しただけです。 正常な体温を取り戻すだけで体の機能も正常に働いて健康な体になる。 こんな簡単なことで良いのですから、やらない理由はないと思います。