岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

筋肉が使えていないから動きが悪いのか?動きが悪いから筋肉が使われないのか?

ゴルフやランニング、野球など様々な競技で問題が出てくるのは“動きの問題”です。 ある動きに問題がある時に「どこどこの筋肉が使えていないから」、「体幹が使えていないから」とその筋肉を使えるようにするというエクササイズを行いますが、それをやっても問題の動きが良くならないということで相談を受けます。

ある1つの筋肉だけ鍛えたり、意識して使うことで適切な動きができるようになるでしょうか? それはほとんどないと思います。 使えていない筋肉があるのは、使えないような体の使い方をしている、動きが悪いからです。 適切な動きをしているのにある特定の筋肉だけが使われていないということは考えにくいことです。

投げる、打つ、走る動作をすると肘や肩、腰、膝や股関節が痛いと痛みの相談やパフォーマンスについての相談を受けますが、筋肉をゆるめたり、いろんなエクササイズをしなくてもその動作の手順、体の使い方を直してみると同じ動作をしても痛みが出なくなる、コントロール良くなげられる、ボールの勢いが良くなる、楽に遠くに投げられる、同じ力で打って遠くへ飛ぶようになる、速く走れるようになるというようにパフォーマンスも良くなります。

いくら筋肉を鍛えても、動きが悪くてパフォーマンスが高くなるということはありません。