岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

その疲れは脳の疲労かも。脳の疲労を抜くには

「疲れがなかなか抜けない」、「疲れが溜まって体がだるい」、「いくら寝ても疲れが抜けない」など疲労に関する相談が増えています。

相談に来られる方の多くはスポーツをしているわけでもハードな運動を毎日しているわけではありません。 仕事に家事に毎日忙しくされている方です。

こういった方が感じている疲労のほとんどは筋肉疲労ではありません。 疲労の原因は脳にあると随分前から言われています。 例えばデスクワークの方の場合、仕事ではキーボードを打ち続けます。 キーボードを打つためには指を動かしますが、指は指が勝手に動くわけではありません。 指を動かすのは脳です。 仕事をしている間はずっと脳は同じ命令を送り続けるわけですから脳が疲れてきます。

また精神的な疲労もあります。 専業主婦の方の場合、毎食の用意、掃除に洗濯など毎日行わなければならない事がたくさんあります。 毎日同じことをやっていると時には「嫌だな」と脳が感じることもあります。 そういったことで脳が疲労を覚えてしまうということもあります。

肉体が疲れているのではなく脳が疲れているという場合、脳の疲労を抜くためにはどうしたらいいか?ということになりますがトレーニングでできることはリラックスさせること、頭と体幹を自然な状態に戻すことです。

デスクワークの方にしても専業主婦の方にしても共通しているのは長時間同じ姿勢をしていることが多いため姿勢が崩れてしまっているということです。

実際の指導では肩甲骨や骨盤などを動かして緊張をゆるめる、呼吸を繰り返して全身をリラックスさせる。 腕や脚など動かして全身の筋肉をポンプ運動して血液を循環させるといったトレーニングを行っていきます。 崩れた姿勢を本来の状態に戻す、全身の筋肉の緊張度のバランスを整えることでリラックスして疲労回復を促進することもできます。 トレーニング後は皆さん「体が軽くなった」、「楽」、「気持ち良い」と仰いますし、「トレーニングをした日の夜はいつもよりもよく眠れる」といった声もいただきます。

なかなか疲れが抜けないなど疲労で悩んでいる方もまずは体をリラックスさせて姿勢を含めて本来の状態を取り戻してみることです。