岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#10 サーキットトレーニングを学んできました

定例勉強会の今回のテーマは「サーキットトレーニング」 最近は女性限定という形でやっているところもあります。 騒がれたのが最近のことなので新しいもののように聞こえますが、その歴史は長く、1950年頃に開発された体力の総合トレーニング方式です。 ウェイトトレーニングでは筋肥大することはありますが、心肺持久力はあまり向上しません。 トレーニングのインターバル(休憩)をとることが、心肺持久力が向上しない原因であると気付いたので、途中に休憩を挟まないようにし、両面を同時に向上させるトレーニング方式が開発されたの。

そして現在よく行われている形のインターバルの時間に歩いたり、踏み台昇降をして心拍数を高める、スーパーサーキットトレーニングがエアロビクスで有名なクーパー博士によって開発されたのが1980年代初期。 常に新しいものが生まれるばかりではなく、古いものが改めてその良さを見直され、新たなもののように使われるのがトレーニングの面白いところ。

今回は参加者同士でトレーナー役、クライアント役に分かれてトレーニングププログラムを一人一人が考えて実施した。 基本的な考え方としては、6~12種目を同じ部位を2つ続けかないようにし、1分間にできる最大回数の半分で、何秒続けるかで負荷を設定する。 さらに全身持久力を高めるためには20分~30分間は続けなければならない。 種目を10個にし、45秒間行うとすれば、1周で約8分かかるので同じトレーニングを3周は回らなければならない。 今回は1周でしたが、かなり軽い負荷でも行うトレーニングによってはきついトレーニングになります。(スーパーサーキットならインターバルで心肺持久力のトレーニングも入るので、きつさが増します)

しかもトレーニングは早くするのではなく1つ1つを正しいフォームで一定のリズムできちんと行うことが何より大切です。 やはり一般の方を対象とするならトレーニングはあまりきつくなりすぎないようにした方がいいので、かなり考えて提供しなくてはいけませんね。

サーキットトレーニングはやり方次第でパワーアップや全身持久力のアップを目的としたトレーニングにもなる。 しかし、それを考えるためにはそれぞれの能力を高めるやり方、方法、考え方がきちんとわかっていなくてはいけない。 やり方・方法ではなく、どう応用するかが本物かそうでないかの違い。

このサーキットトレーニングは先生が仰っていた通り、現場で活用できる最適なものだと感じた。 というか、普段の指導でやっているトレーニングのやり方が実はサーキットトレーニングだということが今日初めてわかった。 あとはこれをしっかり現場での指導で実践して理解を深め、レベルアップしていくことが必要だと感じた。