岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

気になる部分が細く見えるようになる方法

シェイプアップと『姿勢』という観点から書いてみようと思います。

お腹の脂肪が気になったとしてもそれはお腹だけについている脂肪ではなく、全身に繋がって存在する脂肪です。 局所だけがたるんで見える原因の1つは『姿勢の崩れ』です。

自分の姿勢を鏡で見た時に、真っ直ぐに立てていなかったり、上体を前に倒したり反らしたり、左右に倒してみたり、捻ってみた時にやりづらい動き、左右差を感じれば既に姿勢が崩れてしまっている恐れがあります。

そんな使えていない筋肉と使いすぎている筋肉がある身体の状態で消費エネルギーを増やすために運動量を増やしたりトレーニングを頑張っても効果はあまり期待できません。

使えていないから鍛えると考える人もいますが、アンバランスな状態をトレーニングで戻そうとすると時間がかかってしまいます。

普段から使いすぎている筋肉をさらに鍛えてもレベルダウンしてしまうだけです。 つまり、アンバランスな状態でトレーニングを頑張ることのメリットはほとんどないということです。

となれば姿勢を直して使えていない筋肉は使える状態にし、使いすぎている筋肉は適度に緩めてバランスを整えれば問題は解決します。 ウエストの左右のくびれが違うという相談が来ましたが、身体が硬くなっていましたので筋トレの前に筋肉を緩めてみました。 そうするとお腹が引き上がった感じになり、左右のウエストのくびれが整いました。

太ももの外側が膨らみ、内側はたるんでいることが気になる相談も来ました。 その方は股関節、膝関節、足関節の捻れを直して地面に対して脚が真っ直ぐに伸びた形にすることで筋肉の出力のバランスが整い、見た目も細くなりましたし、立っているだけで内側の筋肉が使えていることを感じることができるようになりました。

というように引き締まった身体を手に入れるためには食事や運動のやり方も大切ですが、やはり良い姿勢を取り戻すというのは効率の良い方法なんですよね。