岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

ふくらはぎを鍛えても細くはならない

ふくらはぎを細くしたい、足首を細くしたいと悩んでいる方は多いようです。
膝から下がスラッとしているというのも美脚の要因の1つです。

そのためのトレーニングで一般的なのが踵を上げ下げしてふくらはぎを鍛えるエクササイズを15〜20回やらせるというものです。
中にはふくらはぎの筋肉を鍛えるためにいつもつま先立ちで立ったり、歩いたりさせることもあります。

しかし、それでふくらはぎが細くなることはありません。

ふくらはぎが太く見えるのは、
・筋肉が緊張している
・脚が捻じれている
・脚にむくみがある
などの理由があります。

それに対して筋肉を鍛えることが問題解決の最善の方法ではありません。

脚が捻じれているなら、その捻れを直すことが問題解決になりますし、むくみがある場合はむくみを改善することが問題を解決する方法になります。
ということはふくらはぎの見た目を細くするためにも姿勢を整えて楽に良い姿勢で立てる、歩けるようになることが必要です。

そのためにはふくらはぎという「部分」だけを見るのではなく、頭の位置、鎖骨、肩甲骨、骨盤、股関節、膝、足首といった「全体」のことを考えないといけないということです。

まずは全身の筋肉の緊張をゆるめて身体の捻じれや傾き、歪みを直して二本脚でバランス良く立てるようにするだけでもふくらはぎは引き締まって見えます。

しゃがむー立ち上がる動作を楽にスムーズにやることでヒップアップして脚が長くなった感覚が出て来ます。
そうなるとふくらはぎに余計な力は入れなくても立てるようになります。

そういった状態で歩いてみても楽に歩けるのでふくらはぎを使うこともありません。
そういったことを繰り返していればふくらはぎの筋肉は細くなっていきます。