岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

筋トレをすれば速く泳げるようになるのか?

速く泳げるようになるために筋肉をつければタイムが上がると考えている人がたくさんいます。

何でも筋トレ、筋肉で解決できると思っている方が多いですが、一体どのくらいの筋肉をつければタイムが良くなるのでしょうか・・・ ベンチプレスで高重量を挙げられるようになったら速くなるのでしょうか? スクワットを高重量でできるようになれば速くなるのでしょうか? 確かに筋トレをして、筋を肥大させれば最大筋力を高めることができ、発揮する力は強くなります。

しかし、水泳などの競技では効率の良い力の発揮のやり方を覚えることが大切になってきます。 ロシアではパワーは“スピード筋力”とも呼ばれ、筋力×スピードで表されます。

単純に筋トレで最大筋力を向上させたとしても、動作のスピードが遅ければ結局大きなパワーを生み出すことができず、パフォーマンスアップに繋がらないということです。

それに筋トレは週に2~3回で12週間継続して、はじめてレベルが1つ上がりますので、時間がかかってしまいます。

結局水泳でタイムを速くしたいのであれば、泳ぐ練習をやることが最も効果的なトレーニングとなります。

もちろんただ闇雲にたくさんの量を泳ぐだけでは結果は出ません。

身体にはいつも自分が泳いでいるスピードの感覚が身に付いてしまっているので、速く泳ぐ時の感覚、身体の使い方を覚えさせることなどが大切になってきます。

練習をしてもケガをしない身体作りをするのであれば筋トレは必要になってきますが、長期的な計画をきちんと立てて行う事が必要になってきます。